悔やんでも呪ってもコロナは無くなりません。ならばコロナをきっかけにして、自分を成長させるようにしないと未来は無くなってしまいます
目次
こんにちは、内藤正風です。
今日は事務残務雑務の三重苦修行の1日です。
ただそんな中で、今日は今年最後の肉(29)の日なので、トンカツを食べる事が出来たのは唯一の救いです。
(笑)
今年は思い通りにならないけれども、予定した計画を何とか遂行できた1年でした
ゴソゴソしていると、ふと今年の記憶が蘇ってきました。
ちなみに今年を一言で言うならば「思い通りにならなかったけれど、計画を遂行できた1年」でした。
今年は年初早々から新型コロナウイルスが猛威を振るいました。
そんな中で全ての事が例年と同様には出来なくなり、その上に何をどうしたら良いのかすら分からないニュースタンダードの時代となりました。
その様な中で私ども光風流の1年を振り返った時に、規模の縮小や開催方法の変更や延期にした事業は多々ありますが、中止とした事業はひとつもなく、結果としては先に書いたように、「思い通りにならなかったけれど、計画を遂行できた1年」になったと思います。
これは今から思えば、”最悪を想定した”ことと、”出来る事を行なった”ことの2つが功を奏したのかなと思っています。
最悪を想定するには2つあります
最悪を想定するという事には、大きく分けると2つの事があります。
1つは「将来に向けての最悪のシナリオを想定する」という事。もう1つは「今の最悪を想定する」という事です。
「将来に向けての最悪のシナリオを想定する」というのは、新型コロナウイルス感染症は長期にわたって猛威を振るうという状況になった場合にどうするべきかを考えておくという事です。
そして「今の最悪を想定する」というのは、今この事を行なう事によって(行わない事によって)、最悪の場合どの様な事態が今後発生するか」を考えておくという事です。
将来に向けての最悪のシナリオを想定する
たとえばこの考え方で一番最初に行なったのは、光風流の本部役員へZOOMアプリのダウンロードをしてもらい使うことが出来るように3月頭に行なった事です。
今年2月の段階で、世界的に新型コロナウイルスがかなり拡散していました。しかしまだ日本では感染者はかなり少なく対岸の火事的な空気が強かったように思います。
しかしそんな中クルーズ船での感染爆発が起こり、その時の政府の対応などを見ていて「あっ、これはいつ日本で感染爆発が起こっても不思議ではないし、そうなった時に外出禁止令的なものが出されるかもしれない」と感じた人も多いと思います。
その様な中で私が思ったのは、「コロナが拡散していつ外出禁止令的なものが出されても、光風流の会議やお稽古などを継続して出来る状況を早い段階で用意しておかないといけないなぁ」という事です。
もちろんこの時にはコロナが今の様に拡散するなんて確固たる思いがあったわけではありません。ただ、そんな風になった時に対応できる準備をしておかないといけないなぁくらいの思いでした。
3月頭の段階では、今のようなこんな事になるだなんて思っていない段階でしたので、本部の役員会で「今後に備えて本部役員の皆さんにはZOOMというアプリをスマホにインストールしていただきます」って言ったときの、役員の皆さんの冷たい視線。。。「また家元がわけのわからんこと言い始めた~」って感じでした。(大笑)
今の最悪を想定する
今回のコロナ禍における私の基本的なスタンスは「出来る事を探して行う」です。
なので基本的に「中止」の選択肢はありません。あるのは3択です。「やり方を変えて行う」。「規模を縮小して行う」。「延期して行なう」です。
すなわち「やる!!!」しかありません。
あっ、もう1つあった。
「コロナを理由にして、普段ならば出来ない事を行なう!!」
(笑)(笑)(笑)
いずれにしても、何かを行なうという事はそこに「人」という要素は切り離せません。人が動くという事は規模の大小にかかわらず感染のリスクが ”0”リスクにはならないという事です。
なので感染防止対策はきっちりとしたガイドラインを設け、感染のリスクをいかに小さくするかという事を行なっています。まあこんなのはみんなしている事ですね。
そしてそのうえで「最悪を想定する」ことが大切だと思っています。すなわち感染者が出た場合にどうするかという事です。
万一感染者が出たりあるいは感染の可能性のある場合に、拡大を防ぐためにするべき色々な事があります。そういうことは全て抜かりなく行うのは言うまでもない事で当然のことだと思います。
そのうえで私が1番前に出て謝ります。誹謗中傷があればすべて私が受けます。
コロナを機会に成長しなければ勿体ないです
令和3年も、コロナと共に生きてゆく年になると私は思っています。
治療薬やワクチンなどもこれから出てくるでしょうが、日本からコロナが100%根絶されたり地球上から根絶されたりすることは無いと思います。
すなわちコロナとの付き合い方が今年とは少し変わるかもしれませんが、コロナと共に生きてゆく1年になると私は考えています。
そして、そう仮定したうえで、令和3年をどのように過ごしてゆくか、あるいは何が出来るかを考え行動してゆこうと思っています。
先ほども書きましたが「普段ならば出来ない事を行なう!」も含めてです。
何事によらず新しい事に挑戦したり今までとやり方を変えるという事は、自分の可能性を広げてくれることにほかなりません。
コロナだから何もできない。。。というのも1つの選択です。コロナが収まるまで待っていよう。。。というのも1つの選択です。
そんな中で私は自分の経験を増やし、レベルを上げ、可能性を広げることが出来る1年にしたいと思っています。
内藤正風PROFILE
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平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。
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