光風流の流誌の編集をしながら思った、今の日々は毎日が産業革命なのかもしれないという事

こんにちは。内藤正風です。
今日は移動のバスの中でブログを書いています。大阪行きのバスに乗るの久し振りだなぁーな〜んて思って、、、、、
??

あっ!先週、バスで大阪に行ってたーー!!
なんか「久し振りだなー」なんて感傷に浸りかけたのに。。。。。

って事で、1週間ぶりのバス移動です(笑)(笑)

光風流の流誌「光風たより」の編集を行いました

今日は午前中、光風流の流誌「光風たより」の8月号の編集作業を行いました。
"行いました"って言っても、私がしたんぢゃないんですよ。光風流の役員で担当の先生方が行なってくださったんです。

ええ、私はたまーに茶化しに行くだけです。
すみませんジャマしいでーー。

今日は茶化すだけではなく、飲み物恵んでもらってきました。
まあ良いですよね。こんなに沢山あったのですからー。

 

機械や技術の進歩って、ある意味"産業革命"と同じなのかもしれない

昔は印刷物っていうとすごく特別なものって感覚でしたが、今や印刷物って全然特別な物ではなくなっちゃいましたよね。
だって、お家でパソコンでサクッと作って、プリンターで打ち出して誰でもが作れるようになっちゃったのですから。

印刷物が特別なものではなくなったように、色んなものがドンドン身近になってきています。
写真もiPhoneひとつあれば、ちょっと前のプロ並みの写真が撮れちゃいます。動画もiPhoneがあれば、以前ならプロにお願いしていたような編集が出来るようにもなりました。

こういう事例は他にもたーくさんありますが、ようするに機械や技術の進歩って、こういう事なんでしょうね。
今まで専門の知識や技術がないと使いこなせなかったり出来なかったことが、ズブの素人にも出来るようになる。

そう考えると、機械や技術の進歩って、毎日プチ産業革命を積み重ねているようなものなんですよね。

いけばなも日々革新の中にいるのです

"いけばな"も無関係ではないと思います。
お花を生けるのに使う道具もドンドン便利なものが出てくるのですから、活用しないともったいないです。
もちろんお花を飾る環境もドンドン変化していくのも言うまでもないことです。

そしてお花を生ける、飾るという事に直接関係ない部分も大きな変化をしています。
例えば、流誌や教本というようなものを発行するのに関係する印刷という事など、先にも書いたように5年前とはまるっきり環境が変わっています。
作品を記録する手法も、まるっきり変わってきています。なんならVRで残そうかって時代です。

今までの物差しでは、判断できない時代になったと思う

これだけドンドン世の中が移り変わって行くという事は、どうすれば良いのかを考える時に既存の価値観では判断が出来なくなっているという事でもあるとおもいます。
そんな中では正解なんてわからないです。なんなら何が良くて何が悪いかなんて基準自体が無駄な考えなのかもしれません。

どうせわかんないのなら、何が便利か?どうするのが面白そうか?って基準で考えるのが、今からの変革の波に溺れないですむ方法なのかなぁーなんて事を思った編集会議でした。

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。