明日から「土用」ですね。土用と言えば「丑の日」、丑の日と言えばウナギですが、ウナギの並・上・特上ってウナギの質じゃないってご存じですか
ごきげんよう、こんにちは、そしてこんばんは、内藤正風です。
最近の私の最重要ミッションは、今週末に開催する「夏季セミナー」の家元講義の内容のブラッシュアップです。
どんな風にお話しさせて頂けば分かりやすくなるか、どんな例を用いれば理解しやすくなるか、話の順番はこれでよいのか、そんな事が常に頭の中にあります。
そんなブラッシュアップをしていたら、届きましたよ~、「キングダム69巻」。ええ、速攻読んだのは言うまでもありません。
明日から「土用」に入ります
明日から「土用」ですね。
みんな大好き「土用の丑の日」、そうですウナギを食べて夏バテ予防です。
今年の丑の日は7月30日(日)になります。
ウナギって食べに行くと”並”・”上”・”特上”ってありますが
ウナギって食べに行ってメニューを見ると「並」「上」「特上」って書かれていますよね。あれって何が違うのか不思議に思われたことありませんか。
まあ一般的には「並」「上」「特上」って書かれていたら、品物の質だと思いますよね。お肉とかそうですよね。特上カルビとカルビみたいな感じで、並は普通の品質で特上は最上級の品って。
ちなみに私、これだいぶん前に料理屋さんで聞いたことが有るんです。「並・上・特上って何が違うの?肉質?あるいは養殖と天然みたいなちがい?」って。
そうしたら帰ってきた返事は思いもよらないモノだったんです。「並」「上」「特上」って、ウナギの分量によって違っているんですって。
ちなみにそこのお店では、「並」は3分の1匹、「上」は3分の2匹、そして「特上」は1匹が使われているって仰られていました。
あの時はビックリしましたよ。まさか分量だなんて思っていなかったので。
”丼” と ”重” は何が違うの
その時に、話のついでにもう1つ聞いて教えてもらったことが有ります。それは「うな重」と「うな丼」って何が違っているのかってことです。
わたし的に見ていると、うな重とうな丼って、白いご飯にウナギのたれをかけてウナギがのっているだけで調理法や味が違うわけでもないのに、何が違うのだろうって。
この答えもビックリでした。うな重とうな丼って「器が違うだけ」なんですって。(笑)
言うなればお重は、お正月におせちを入れるのに使う重箱に代表されるように様に格式高くお洒落に見えるので、高級そうに見せたいからだそうです。
なのでウナギを家族で食べるときには ”うな丼” で、お客様と食べるときには ”うな重” みたいな感じの事なのだそうです。
いまからテンション上がってます
土用の丑の日には「夏バテ防止にウナギ」と言われていますが、古来からの言い伝えでは、「う」の付くものを食べると良いとされています。ウナギ以外に、うどん。牛。烏骨鶏。ウニ。馬。馬刺しで一杯なんていいなぁ。あっ、馬刺しをおつまみに梅干し入り焼酎お湯割りを頂くなんてどうでしょう。(笑)
光風リゾートで「う」のつくBBQも良いなぁ。ウインナー、ウズラの卵、牛にやっぱりウナギも良いなぁ。
折角の土用の丑の日なのですから、楽しまないと勿体ないです。
あ~テンション上がる!
内藤正風PROFILE
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平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。