今週の土曜から「土用」に入ります。いや、ダジャレでも何でもないですよ。真剣に土曜から土用なのです

こんばんは。内藤正風です。

今日は朝から夜までず~っと誰かがお越しになられている環境でお稽古を行ないました。といっても密になる環境ではなく、途切れなくどなたかがお稽古にお越しくださっていたって感じです。
なので心地よい疲れと充実感を味わいながらブログを書いています。

あっそうだ!。Blog上ではありますが「光風流 研修定例事業委員会」の先生方に業務連絡です。
今年の光風忌の中で行う動画による講習会の編集は完了しております。
ちなみにこのレベルの動画編集は出来るように、日ごろから練習しておいてくださいね。これからは日常的にこんな感じの動画は普通に使われるようになりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

今週の土曜から「土用」に入ります

今週の土曜から「土用」に入ります。
っていうと、「土用って夏のことやん」って思われる方も多いかと思います。たしかに夏の暑い盛りに「土用の丑の日」って目や耳にしますよね。

嘘じゃないですよ。暦にもちゃんと書かれています。

ちなみにこの「土用」って実は年に4回あるのです。

「土用」が年に4回あるってどういうことなのか

「土用」っていうのは、”立春”、”立夏”、”立秋”、”立冬”の直前にそれぞれあり、だいたい18日間くらいの期間が定められています。
ちなみに今回の土曜は4月17日(土)~5月4日(火)までの期間です。

この土用にあたる期間は、”五行” の5つの気(木・火・土・金・水)の中の「土の気」の働きが盛んになるので、土を動かすような作業はしてはいけないよ~と古来より言われているのです。
ただし土用に入る前にすでに着工しているものはそのまま行なってもOKって言われており、こういう融通のきくところってホント日本人的だな~って思います。

”土用の丑の日”の「丑の日」とは

「丑の日」というのは、古来日本では日にちを”干支(えと)”で呼んでいました。
「あ~、子・丑・寅っていうアレね!」って思われたかた、それは干支ではなく”十二支(じゅうにし)”です。

干支というのは、十二支に「十干(じっかん)」という、甲(きのえ)・乙(きのと)・丙(ひのえ)・丁(ひのと)・戊(つちのえ)・己(つちのと)・庚(かのえ)・辛(かのと)・壬(みずのえ)・癸(みずのと)の10種類を組み合わせたものが「干支」というものになるのです。
すなわち十干の”干”と十二支の”支”で「干支」なんですね。

暦を見ると一目瞭然でお分かりいただけると思います。これが干支です。

つまり「土用の丑の日」とは、”土用”の期間の間におとずれる”丑の日”の事を指しているのです。

いまからテンション上がってます

コロナ禍以降、家から出掛けることも最小限になっていますし、楽しみのかなりの割合が食べ物にウエイトがかかってきているのも事実だと思います。
土用の丑の日には「う」の付くものを食べると良いといわれているのですから、これはもうウナギだけに限らず「う」の付くものを食べて楽しむしかないですよね。

「う」。
ウナギ以外に、うどん!牛!!烏骨鶏!!!ウニ!!!!馬~!!!!!。馬刺しで一杯なんていいなぁ。
光風リゾートで「う」のつくBBQも良いなぁ。
あ~テンション上がる!

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。