いけばなのお稽古にお越し下さっている方やYOROZU salon出店者を見ていて感じる、1.01の法則と0.99の法則の力
ごきげんよう、こんにちは、そしてこんばんは、内藤正風です。
3カ月に一度ずつ開催している「YOROZU salon」まであと10日となりました。2月28日(土)に開催する今回は、3人の皆さんが4つの出展をしてくださいます。
◇染み抜きとクリーニング 尾上昇さん
◇着物相談 丸山沙茹俚さん
◇和装小物販売 丸山沙茹俚さん
◇創作おばんざい弁当 吉留真由子さん
そんな中、私が感じたり思ったりしている事があります。それは、昨年までのYOROZU salonと今年以降のYOROZU salonは、大きく変化するだろうと感じています。
そしてなぜこのように感じているかというと、その理由はたった1つです。これはYOROZU salonに限った話ではなく、いけばなの日頃のお稽古を拝見していても同じことが言えるのですが、「成果を出す秘訣は、取るに足らないような小さな取り組みの積み重ねである」という事です。
成果を出している人の共通点は、たった1つしかない
YOROZU salonの主催者は私です。そして家元いけばな教室の主催者も私です。つまり私はその立場から、この2つを開催する事を通じて、出展者やお稽古にお越しになられた方を定点で拝見している状態にあります。
そんな中で、1つハッキリと言える事があります。それは、「出来ない理由探しと言い訳をしている人には、進化も進歩も得る事が出来ていない」という事です。
何かを行なう(YOROZU salonに出展する。いけばなのお稽古を行なう。)という事は、人は必ずそこで何かを感じたり思ったりします。こんなんやってみたいとか、こんなん面白そうじゃない。あるいは、もっと成果を出したい。とか、もっと楽しめるようにしたいと。
そんな事を思ったり感じたりしているのに、これは難しいよね。とか、経費がキツイよね。とか、時間が無いから。とか、いくらでも出来ない理由探しや言い訳を言っていても、何も面白いものは生まれないし、進歩も発展も無いです。
つまり、何かしらの成果を出している人は、必ず行動を起こしているのです。
世の全ては、最初は小さな事から始まっている
この様な話をすると、「えらいこっちゃ!何か特別な事をしないといけない」と思われる方が多いのですが、実はこの考え方は大きく間違っていると私は思っています。
理由はたった一つ、まだ何も成果という形にできていない何物でも人が、特別な取り組みなんて出来るはずが無いのです。
だから私は、新しく行ないたいとか取り組みたいなぁと思っている事が、仮に全部達成できた時を100だとしたら、そのうちの1でいいから、いや0.5でもいいし、何なら0.1でいいので、行動を起こせばそれでいいと思っています。
だって何もしなければ0なんですから。
1.01の法則と0.99の法則
「1.01の法則」と「0.99の法則」の話はご存知の方が多いと思います。
1.01の法則とは、今日の自分を1として、毎日今日の自分よりも0.01だけでいいので努力すれば、毎日それを積み重ねる事によって1年後には1.01の365乗ですので、37.8になる事ができるという考え方です。
分かりますか。毎日0.01を積み重ねるだけで、1のものが37.8になるのです。
そして0.99の法則とは、今日の自分を1として、毎日今日の自分よりも0.01だけ楽をしたら、1年後には0.99の365乗ですので、0.03になってしまうという考え方です。毎日0.01の横着を積み重ねただけで、1が0.03になってしまうのです。
1日の差は、上に0.01と下に0.01しかありません。こんなの誤差といっても良いかもしれないほどの物凄いわずかなものですが、それが毎日積み重なると1年後には約38倍もの大きな差が出てしまうという、とんでもなく恐ろしい事が起こってしまうのです。
0.01なんて、SNSで1投稿したら達成ですよね。SNSを投稿している人ならば、何か投稿の仕方を試行錯誤しただけでも0.01の動きになります。いけばなでお稽古した作品にちょっと手を加えたり、ノートを見返しただけでも0.01の動きに十分なると思います。
「大いなる0」を目指すべき
もっというならば、何か行動を起こした結果の成果が「0」であってもいいんです。なぜなら、その何かに取り組んだことで経験やノウハウを得る事が出来ているのですから。
つまりこの「0」は、成果が無い「0」ではなく、学びという結果を得る事が出来た、「大いなる0」だという事なのです。
大きな成果を求めるのではなく、0.01を積み重ねてゆく。あるいは「大いなる0」を積み重ねてゆく。この積み重ねこそが目に見える成果に結び付いてゆくのだと、YOROZU salonに出展くださっている皆様やいけばなのお稽古にお越しになられている皆さんを見ていて痛感しており、今年はその転機になるんだろうなぁと感じているのです。
YOROZU salonファンの皆さん、今年からの歩みを大いに期待していただければと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。
内藤正風PROFILE

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平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。





