神様、ありがとう~! 今回の「土用」でも「丑の日」を2回用意してくれて!!

こんばんは、内藤正風です。
今日は朝から晩まで本部いけばな教室でお稽古三昧でした。

良いお天気なのに、教室では窓から入ってくる風がとても爽やかで、ちょっぴりハワイを連想させるような気候で、本当に過ごしやすかったです。

すごい事に気が付きました!!神様ありがとう~

教室をしているときに「土用っていつだろう?」ってふと思ったので、暦を開いて確認していてすごい事を発見したんです!!
それは。。。


「土用の丑の日」が2回あるんです!!

「土用」は年に4回あります

「土用」って実は年に4回あります。春の土用、夏の土用、秋の土用、冬の土用です。
そして「土用」は期間がちゃんと定められていて、立春・立夏・立秋・立冬の前日より約18日間がその期間になります。

この「土用」は ”雑節” の1つで、この期間は五行の ”土の気” が盛んになることから、土を動かすような作業を新たに始めてはいけないと言われています。

ちなみに今年の土用は、7月19日(日)~8月6日(木)までの期間になります。

「土用の丑の日」ってなに?

「丑の日」ってなによ?って思われる人も多いと思います。

干支(えと)ってあるじゃないですか。あなたの干支はなに?って聞いたりする、あの干支です。
むかし日本では日にちを表すのに、この干支が使われていました。
この丑が当てはまる日がすなわち丑の日って事です。

したがってよく目や耳にする「土用の丑の日」とは、”土用”の期間中にある”丑の日”って事なのです。

今回の土用でも丑の日が2回ある!

この「丑の日」ですがその年の暦の巡りによって、土用の期間中に丑の日が二巡して来る年があり、今回の土用ではその巡りになっているので、土用の丑の日が2回あるのです。

今回の土用の丑の日は、7月21日(火)と8月2日(日)になります。

ちなみに今年の春の土用でも「丑の日」が2回(4月16日、4月28日)あったので、春夏続けての事になります。

「土用の丑の日」にウナギを食べるのは、恵方巻やバレンタインデーのチョコと同じことなんです

「土用の丑の日」にうなぎを食べる由縁は諸説ありますが、1番有名なのは平賀源内が言い始めたって言う説です。

日本では古くから「丑の日」に、丑の”う”のつく食べ物を食べると縁起がいい!!と言われていました。
そんな中、夏の暑い時期にウナギがさっぱり売れなくて困っていたうなぎ屋が平賀源内に相談したところ、おもむろに紙に「本日 土用の丑の日」と書いて店の外に貼り出したそうです。

すると、平賀源内が言うんだったらって事で、その評判を聞きつけて大流行りをして、それ以降他のうなぎ屋も真似をするようになり、定着して行ったそうです。

なので本来のいわれは土用の丑の日には「う」の付く食べ物を食べたら良いということで、ウナギ限定の話ではないんですよね。
まあいうなれば、恵方巻やバレンタインデーと同じってことです。
(笑)

ちなみに私は「う」のつく「ウナギ」を一の丑で食べて、「ウシ」を二の丑で食べようかな~なんて思っています。
まあ思っているだけで、どうなるかはわかんないですけれどね。

 

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。