大笑いしながら落ち込む事が出来ないように、「型」を学ぶと言うことは真理に基づいて内面を育てると言うことなのです

ごきげんよう、こんにちは、こんばんは、内藤正風です。

昨日、移動をしながら、ふと周りの席に座っている方々の表情を見てみると、みんな難しい顔して座っておられたりスマホ見ていたりされていたのですが、1人だけパソコンを見ながらちょっと口角が上がっていて何となく嬉しそうな感じだったので、「あ~なんか良い事あったのかなぁ」なんて思ったら、なんとなく私もホッコリした気持ちになりました。

そんな様子を見ながら、姿形、すなわち「型」の持つ本質ってこういう事だよなぁと思ったので、今日はそんな事についてブログを書きたいと思います。

内面は形(かたち)になって現れ、形は内面に影響を及ぼすことが出来る

先に書いたように、人は何か嬉しい事が有ったら笑顔になりますよね。満面の笑みになるか、ふっと表情が崩れた笑顔になるかは人それぞれでしょうが、表情が和らぎます。これは正に、内面が「形(かたち)」になって現れているという事です。

そしてこの事によって、1つハッキリする事があります。それは、「内面が形になって現れる」という事は逆もまた真なりで、「形が内面に影響を及ぼすことも出来る」という事です。
つまりこの笑顔の事例でいうならば、とにかく笑顔になれば心を柔らかくすることが出来るという事です。

大笑いしながら落ち込むことは出来ない

昔からの言葉に、嫌なことがあったら笑顔になろうとか、しんどい時こそ笑おうとかありますが、これって正に真理なのです。だって笑っていたら落ち込めないですし、仮に落ち込んでいても笑っていたら段々どうでもよくなってきちゃいますから。
これこそ「形」の効果です。「笑う」という「形」は、元気になったり前向きになったりするという本質を引き出すことが出来るのです。

そしてこの「形(かたち)」とは、いけばなにおける「型(かた)」が正にそのものだという事ができます。

いけばなの「型」も、小手先の形を学ぶためにあるのではない

いけばなで学ぶ「型(かた)」も、先に書いた「形(かたち)」と全く同じことが言えます。つまり「型(かた)」は「形(かたち)」を通じて物事の本質を伝えようとしているものであり、物事の本質を学ぶためのものであるという事です。

未熟な間は「型」と聞くと、堅苦しいとか古臭いと感じがちです。しかし経験を積み自分がレベルアップしてゆくと、その「型」で学んだことを生かすことが出来るようになってきます。そしてもう一段のレベルアップをすることが出来れば、「型」を通じて物事の本質や真理に気づくことが出来るようになるのです。

単に小手先の技術や知識を学ぶのであれば、「型」にこだわる必要はないかもしれません。しかし本質を正しく理解し、仕事や日常生活の役に立てたいと思うのならば、「形」を通じて「型」を学び、その「型」を通じて本質を正しく理解する事こそが一番の近道になるという事なのです。

ま、とりあえず、いつもニコニコしていたり、人を楽しませることが出来ていれば、幸せになることが出来るって事ですし、いけばなは、その大きな原動力になることが出来るという事を改めて思ったので、徒然にブログを書いてみました。

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。