暖房しているお部屋で、お花や鉢植えを長く楽しむ方法 (その1) 暖房の吹き出し口には注意が必要 編
こんばんは。
光風流家元 内藤正風です。
今日は、と言うか、今朝は凄い雪でした。
今朝は所用で朝暗いうちから活動開始したのですが、一面雪景色。
かなり久しぶりに雪が積もったので、ちょっと嬉しかったりしながら車に乗って出かけました。
車は毎年年末にはスタッドレスにタイヤ交換しますので、積雪いつでもドンと来い~って感じで、用意万端なのです。
こんな中を走ってお出掛けしてきました(^^)
お出掛けから戻ってきても一面雪景色。
今日は近所の子供が雪だるま作りだすのか??それとも私が作ろうか???(笑)
なんて思っていましたが、なんと10時頃には雪は道端からも綺麗さっぱりなくなっていました。。。。。
雪は降りましたが、気温はかなり高かったようです。。。
残念(^^;
人間にとって居心地の良い部屋は、お花にとっては地獄の環境だったりします。
外はこんな状態でも、お部屋は暖房であったかくて幸せですよね。
昔は暖房って言っても火鉢が有るくらいですし、お部屋も障子やふすまで気密性も今の様に高くなかったのですから、本当に寒かったのだろうなと思います。
ファンヒーターとホットカーペットと加湿器に感謝感謝です(^^)
ところでお部屋の中は暖かで人間は過ごしやすいのですが、お花にはその環境が居心地いいとは限らないのをご存知ですか。
時と場合によっては、お花にとっては地獄のようになっている場合もあるのです。
エアコンの風はお花から見ると、灼熱地獄。
西遊記に出てくる火焔山、ドラゴンボールに出てくるフライパン山にいるみたいな状態です。
お花に直接温風が当たらないようにしましょう
エアコンで暖房をされている方、温風の吹き出し口近くにお花や鉢植えなど飾られていませんでしょうか?
ストーブやファンヒーターの直前にお花を飾られる方はまあ居られないだろうと思います。
しかし案外盲点なのが、エアコンの吹き出し口近くなのです。
エアコンの風は火傷するほど熱くはないですが、かなりの温度ですので、この温風があたる場所と言うのは植物にとっては最悪です。
エアコンは吹き出し口が自動でコントロールされたりしますので、暖かい風を部屋全体に行き渡らせる為に下に向いて温風が出ています。
そしてこのエアコンの下あたりが、お花とか置くのに都合のいいスペースだったりするので、温風がガンガン当たりっぱなしだったりする場合が多いです。
温かすぎるとお花は細胞活動が活発になって早く咲きすぎたりします。
それにエアコンの風と言うのは、ものすごく空気が乾燥していますので飾っているお花自体が水分を取られてしまって、カサッカサのパリッパリになってしまいます。
ドライフラワーにでもなってしまうのではないかっていうくらいの勢いです。
ちょっと気遣いをして頂き、エアコンの吹き出し口近くの様な直接温風のあたる所は避けて、お花や鉢植えなどを飾って頂くと長く楽しんで頂く事が出来ます。
内藤正風PROFILE
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平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。
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