”いけばな”ではこの時期のお稽古で「ヒオウギ」というお花を生けるのですが、このヒオウギは ”祇園祭” や ”天神祭” とも関係が深いお花だってご存知ですか
ごきげんよう、こんにちは、こんばんは、内藤正風です。
先日から、私のスマホには祇園祭のニュースが時々上がってきています。もうそんな時期になったのですね。
祇園祭と言えば、子供の頃に、家から少し離れたところに祇園神社があったので、こちらの夏祭りの時には縁日が出て楽しかったことなども思い出します。
この時期、いけばなでは「ヒオウギ 」を生けます
この時期のいけばなのお稽古では、「ヒオウギ」という材料をよく使います。この時候の植物だという事が一番の要因になりますが、それと共に、ヒオウギは魔除けとして考えられているという事も大きな要因だという事が出来ます。
ちなみにこのヒオウギが「魔除け」と考えられている事を一番わかりやすく体感できるのは、京都の祇園祭で使われている事ではないかと思います。
ヒオウギ の所以
ヒオウギは、平安時代などの公家の様子を描かれた絵のなかで、公家が手に持っている「檜扇(ひおうぎ)」という扇子の様なものにその姿が似ている事から、このように名付けられたと言われています。
ちなみにひな祭りに飾る雛人形で、十二単を着たお雛様が持っているのもこの「檜扇」なんですよ。
そしてこのヒオウギですが、古来より魔除けとして考えられている理由は、まさにこの「檜扇」が古来より悪霊や疫病を払ったという言い伝えによるもので、現在京都で開催中の祇園祭では厄除けの花としてヒオウギを飾る風流が伝わっているという事なのです。
聞くところによると、大阪の天神祭でもヒオウギを飾る地域があるらしいですね。
祇園まつりも天神祭も魔除けを目的としたお祭りですから、厄除けの花であるヒオウギを生けるようになったのも自然の流れだったのだろうなーと思います。
祇園祭の期間をご存知ですか?
ところで祇園祭って、この7月はず~っとお祭りの期間中だってご存知ですか?
子供の頃、家の近所の”平野”と言うところに”祇園神社”があり、夏休みに入る直前の土日に出店がイッパイならんでお祭りが開催されていましたし、テレビなどで京都の山鉾巡行が映し出されていたりしていたので、てっきり7月の後半の土日くらいに開催されているお祭りだと思っていたのですが、大人になってから7月の1カ月間ずっと開催されているという事を私は知りました。
雅な夏を過ごすのも洒落乙ですね
来週に入ると、祇園祭関係の報道も増えてくると思いますので、雅なお祭りの映像を見ながらビールをキュッと飲み ”夏” を楽しむなんていうのもシャレオツですよね。
あ~、こんなん書いていたら、ビールが飲みたくなってきました!(笑)
とは言えお仕事真っ最中なので、夜までお仕事頑張ります。
内藤正風PROFILE

-
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。






