”封筒”って「買うもの」ではなく「印刷するもの」になったんだなぁと痛感した日

こんばんは。内藤正風です。
最近3~5日おきくらいに雨が降るので、なんか気温が低くて寒いですね。今日も朝から時折凄い雨が降って肌寒い一日になっています。

4月から光風流の流誌をメール便では送れなくなりました

これまで光風流では、流派の会報を発送してお届けするのにクロネコヤマトさんの”クロネコDM便”でお世話になっていたのですが、4月1日からこのクロネコDM便では会報誌なども送る事が出来なくなっちゃいました。
出来なくなった理由は「そんな風に決まったから」。(笑)

 

解りやすく言ったら、郵政民営化とか言いながらまだまだ”官”だったころのなごりがイッパイあって、その1つとして宅配業者がお手紙をはじめとする郵送の部分を行う事が出来ない様に掛けられている規制がもっと厳しくなったって事ですね。
まあこの事についてとやかく言っても、法律で決められているのですからどうにもならない事ですよね。なのでそんな事に時間を費やすのではなく、これからどうするのが一番得策なのかを先日から考えていました。

1つの不便が新しい発見のきっかけになる

うまく物事が進んでいる時にはことさら注意して何かを探すということは無いですが、今回の様に不便な事が起こったら”何か良い方法は無いかなぁ”と色んな事を調べてみるキッカケになります。

郵送するという事になると、郵送にかかる料金が必要になりますよね。郵便の料金は大きく分けて2つ、定形郵便物と定形外郵便物があります。
定形というのは決められた大きさ以内の規格の郵便物の事で、この場合には25g以内なら82円、50g以内ならば92円になります。
そして定形外では50g以内120円、100g以内140円と言う風に重さによって料金がドンドン高くなってゆきます。

ちなみにうちの流派の会報「光風たより」は、大きさはA5サイズなので、そのまま送ると定形外の50g以内の規格になり120円になるのですが、2つに折れば定形の50g以内で92円で送る事が出来ちゃいます。
光風たよりを郵送でお届けさせて頂く皆さんには流誌に折り目がついて申し訳ないのですが、背に腹は代えられないという事で、ええ、迷わずに2つ折りで発送させて頂く事に決定です。

封筒は買うものだという思い込みが崩れた日

そんな中である発見があったんです。

この2つに折った「光風たより」をお送りする封筒ですが、長形3号と言う封筒までは定形の規格内になりますので、このサイズで封筒を色々と探していたのです。
よく目にする茶色のクラフト封筒は、ものすごく事務的な雰囲気がして嫌なので、白の封筒が良いなぁと思って探してみました。
今は便利ですね。ネットでいくらでも調べる事が出来ちゃいます。

アスクルで白、長3、100枚で、450円くらいから。
アマゾンで同じサイズ枚数で、400円弱くらいから。
価格コムは結構高かったです。

 

で、ここまで調べててふと思ったんです。「封筒の印刷代っていくらくらいなんだろう・・・」って。
で、早速プリントパックで確認してみて驚きました。クリビツテンギョウです!!!あまりの安さに目ん玉飛び出るかと思いましたよ。
白、長3、1000枚で、片面4色印刷で調べてみたら6000円です。それも税込!!黒1色だと5900円。4食刷りと1色刷りでたった100円の違いーー(笑)(笑)(笑)

封筒は買うものではなく印刷するもの

封筒印刷ってこんなに値段安くなっているんだってこと初めて知りました。
だって1.5倍くらいの出費で、オンリーワンの封筒が手元に届くんです。これ使わない手は無いですよね。
速攻で私の封筒を注文しました。
あっ!流派の封筒は担当の役員さんがいろいろ調べて判断されると思いますから、今回は私が使う封筒をサクサクッとデザインして発注完了です。丁度なくなりかけていたしね。(笑)

時代はどんどん進んで行き、今まで常識だと思っていたことはアッという間に古い価値観となり変わってゆくってことを、またもや体験した1日になりました。

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。