光風流の神月喜代甫先生が、ご主人の「神月信三 風景水彩画展」に添え花をされます。

こんばんは。内藤正風です。

今日は朝から、光風流の幹部の先生方と将来光風流を背負って立っていただく皆さん方を対象にした講習会を開催いたしました。

 

この時期はまだまだ寒くて屋外になんていたら震え上がってしまいますが、お花の世界はもう春真っ只中って感じで、今日の講習会で使った材料も、モモやレンギョウやアイリスやナタネと言うような春を代表するようなものばかりでした。

そんな講習会にお越しくださっているお一人に神月喜代甫(こうづききよほ)という先生がおられて、その先生のご主人が風景水彩画展を開催されるのですが、そこに神月喜代甫先生もお花を何点か展示されるという事なので今日はイベント告知をさせて頂きます。

神月喜代甫

神月喜代甫先生は兵庫県西脇市の黒田庄町と言うところに在住されており、いけばなを自分で生けて楽しむだけではなくお弟子さんを指導されたり、近くの病院に定期的にお花を生けに行かれていたり、海外でいけばな交流をされたりと、とても活発にいけばなを楽しんでくださっています。

この写真は2014年にスペインのバルセロナでデモンストレーションをされているところです。

 

この時はお花を生けるだけではなくカメラマン。。。ぢゃないな、カメラウーマンもして下さって大活躍だったのですよー。

 

そんな神月先生のご主人の神月信三様は、私が開催しているいけばな展などにも度々お越しくださるなど、いつもお世話になっている方なのです。

神月信三 風景水彩画展

この度の展覧会は西脇市にある国登録有形文化財の旧来住家住宅において開催されます。

神月信三さんは以前にも従兄妹さんとコラボ展を開催されており、今回が2度目の展覧会となります。私も1回目の時に作品を拝見させて頂きましたが、凄く優し~タッチで書かれている水彩画は見ているだけでホッとすっる絵ですし、その上にのどかな風景を題材に書かれているので、癒しの時間を楽しんでいただく事が出来ると思います。

 

ご主人が作品展をされるのですから、もちろん奥様の神月喜代甫先生も・・・

ご主人が作品展をされるのですから、奥様の神月喜代甫先生がお花を添えないなんてことないですよねーー。

今日神月先生ご本人からお聞きしたところによりますと、「受付のところとその他あと何点かお花をチョットだけ?軽~~く??生けようかなーーーって思っています」って仰られていました。

水彩画だけではなくお花も楽しみだな~~!!!

展覧会の会場となる旧来住家住宅へのアクセス

旧来住家住宅は、大正時代の大金持ちがお金に糸目をつけずに立てたお家で、普通のお家の間口が3倍はあるような仏壇や、薮内流宗匠設計の庭園、渡り廊下でつながっている母屋と離れの風情の違い、もう挙げればきりがない見どころ満載のお家です。ちなみにこの建物今経てようと思うと50億円以上かかるんですって。すごおぉぉぉ!!

ただこの旧来住家住宅にはアクセスがあんまりよくないのです。旧来住家住宅のデータによると、JR加古川線の西脇市駅より約1.5km、徒歩約20分。あるいは神姫バスで約10分のところにある「東本町」で下車してすぐなんだそうですが、内藤のお奨めは自家用車でドライブがてらに来てください。
会期は3月17日~30日までですので、春を一杯楽しみながらお越しいただく事が出来る良い季節です。

お越しになるときには「旧来住家住宅」で検索して頂ければOkですよ。

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。