不平や不満は、いくら言っても解決はしません。ってか言えば言うほど、不幸せが近づいてきますよ。

今週末から、神戸ビエンナーレ2015「いけばな未来展」の展示が始まる、光風流家元 内藤正風です。

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♪木~き~木~木~♫
こんなのも有ります(^^)

今日は本部いけばな教室のお稽古日だったのですが、2年ほど前からお稽古にお越しくださっている年配の生徒さんと雑談をしていて、こんなお話をお聞きしました。
「最近子供が旅行とかに行ったら、お土産に花の器になりそうなものや、お香などを買ってきてくれるんです。見ていないようで見てくれているんだと思って嬉しかったです。」

そうなんです。

子供さんは何歳になっても親のすることを見ていますよ。

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親の背中を見て育つと言う言葉が有ります。
これって日本の家庭教育の究極の形であり、最良の方法なのだと思います。

日本は今、核家族化しています。
結婚したら親とは別居し、新しい家庭を築く。
お互いに相手に必要以上に気を使う事もなく、一見すると良い事のように思われがちです。
親世帯は親として自由気ままに、子世帯は子として自由気ままに、それぞれの生活を謳歌する。
。。。。。
これって本当に謳歌しているのでしょうか。
自由気ままが恵まれた環境なのでしょうか。
謳歌するって自分の思い通りにする意って事なのでしょうか。

私は違うと思います!!
こんなことをしているから、本当の意味で恵まれた幸せな人生を送る事が出来ないのだと思います。

人間にとっての一番身近で小さなコミュニティは家族です。
この家族が充実していないのに、幸せなんて存在しません。
自分が良ければそれでいいというのは、成熟した幸せとは言えないと思います。
相手の事を考え、相手が楽しいと思えたり幸せな様子を見て、自分も幸せや楽しさを感じるというのが本当の幸せだと思います。

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親の背中を見て育つという事の一例をあげるならば、
あなたは日頃の会話の中で、親の悪口を言っていませんか。
あるいは、自分の思い通りにならない部分について愚痴を言っていませんか。
その悪口は、知らず知らずの間に色々なところで行動になって現れてきちゃうのです。
そしてその行動を見たり聞いたりしている、あなたのお子さんはどうなるでしょう。。。
自分の親を悪く行ったりするのが普通の事だと思ってしまいますよね。
その結果そのお子さんが大きくなった時に、親の悪口を言っていたあなたと同じように、あなたの悪口を言うようになっちゃうんですよ。

人間は生きている限り、人に迷惑を掛けて(人のお世話になって)生きています。
人間は一人では生きていけない動物なのですから、程度の大きい小さいは別にして、他の人のお世話になる・・・すなわち迷惑をかけなければ生きてゆけないのです。

もしかしたらこんな風に言う人もあるかもしれません。
私は自給自足で生きているので、誰にもお世話になっていないし迷惑を掛けていない!
。。。
夜に明かりをつけるのに電気を使っていたら、その電気は誰が生み出しているのでしょう。。。
道路を歩いたり車で走っていたら、その道路は誰が整備しているのでしょう。。。。。
ねっ!
自分一人で生きているんじゃないんですよ。

迷惑を掛けられたと言って怒ったり文句を言っているあなた、その同じようにあなたは誰かのお世話になっているのですよ。

親の悪口を言っているあなた、その姿をあなたの子供が見ているのですよ。
あなたの子供があなたの背中を見ているのです。

不平不満を並べてもそんなものは解消されません。
ってか思い通りになる世の中なんてありません。
だったら不平不満を言わずに、その中でいかに充実して幸せな環境を作ったり、自分自身がキラキラと輝いて生きる事が出来るかを考えたり、行動に移した方が楽しくないですか。

昔から、「いけばな」の先生は若々しい人が多いし長生きされる方が多いと言われます。

これって実は、世代を超えて、地域を超えて、性別を超えて、多くの方と交流したり、自己を高める気持ちを持ったりしているからこそ、内面を充実さることができ、その結果若々しく見えたり、長生きされたりする方が多いのだと思います。

世代を超えて、地域を超えて、性別を超えて、多くの方と交流出来る方っていうのは、その方自身が魅力にあふれています。不平や不満を並べているひとに魅力なんて誰も感じないですよね。

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あなたの人生は、あなたのものです。
充実した人生がいいですか。それとも不平不満にあふれた人生がいいですか?

そんな事を考えた、お稽古日でした。

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。

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