人はついつい現象に意識が向いてしまいますが、「原因は何か」を考える事こそが改善には一番重要なのです
ごきげんよう、こんにちは、こんばんは、内藤正風です。
今日はお昼に「光風流新年賀詞之会実行委員会」を開催しました。食事をしながらの会議でしたので、肩に力を入れず忌憚のないご意見を頂くことが出来て、良い会議になったと思っております。
そんな会議に同席しながら、「人はついつい現象に目を奪われがちになるが、原因(本質)を見ようとする事が大切だなあ」と思ったので、今日は自戒も込めてブログに書きたいと思います。
木の枝のそよぎや開花は、その木の周りからの影響です
人は往々にして、現象に目を奪われがちになります。現象とは目の前で繰り広げられている事に外ならず、目につきやすい事に目を奪われやすいのは仕方が無いと言えば仕方が無いと思います。がしかし、それでは一番大切な本質を見逃してしまう事になってしまいます。
風が吹くと木々の枝葉が動きます。あるいは、花期になると花が綺麗に咲き誇ります。しかし木々の枝葉が動くことが出来るのは風が吹いたからです。枝葉が自分で動いているのではありません。花が咲き誇ることが出来ているのは、根からしっかりと水分や養分を吸い上げているからに他ならないのです。
つまり枝や葉が動いたり花が咲いたりするのは、その現象を起こしている別の原因があるのです。
課題の解決には、本質を正しく理解しなければならない
私どもの様に色々な方が集まり行事を行なっていると、毎回何かしらの課題となる点が生まれてきます。例えば、講習会を開催して講義を行なっているときに雑談をする人がおられたとしましょう。そんなとき、あなたはどうされますか。
「講習しているときに雑談をしてはいけない。」っていくら言っても、私は根本的な改善にはならないと思っています。
だってまず第一に、雑談をしたくなるほど講義が退屈だというソフトの問題、そして第二に、雑談をすることが出来る環境がその場にあるというハードの問題、この二点が本質的な問題としてあると思うからです。
そもそも、講義の内容が一瞬も目を離すことが出来ないくらいに魅力的だったら、雑談なんてしようとも思わないし雑談をしたいとも思わないですよね。
あるいは仮に雑談をしたいといくら思ったとしても、右や左の雑談できる距離に人が座っていなかったり、前後も話が出来ないほど離れていたら、雑談なんてしようがないですよね。
つまり雑談しているという現象を改善しようとするのではなく、なぜ雑談が起こっているのかという根本を改善すれば良いのです。
現象に捉われてはいけない
日頃私たちが生きている中で、目に見えている事の大半は単なる現象に過ぎません。現象とは「ある物事が目に見える形になって現れること」です。
モグラたたきゲームなんて正にその良い例です。1つのモグラが1つの課題だと考えてください。モグラという課題が順番に頭を出してきますが、それをいくら叩いていてもモグラはいつまでも頭を出し続けます。
何なら一度叩いたモグラも、何度も頭を出してきます。これ何故かというと、現象に対して手を打っているだけで、本質は何も改善されていないからです。
ではモグラが頭を出さないようにするためにどうしたらよいのかというと、まず機械の構造を理解し、電気で動いている事が分かったならば、その大元となるコンセントを探して抜けば、モグラを止めることが出来ますよね。
人は目の前で繰り広げられている事柄に、ついつい目を奪われがちになります。しかし現象には、そのもとになった原因が必ずあるのです。
現象に目がついつい向きがちですが、「原因(本質)は何なのか」という事を考える事こそが一番重要だと改めて意識する機会になりました。
内藤正風PROFILE

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平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。




