来年のお正月はこれで完璧!「お年賀」と「お年玉」の使い分けとマナー
ごきげんよう、こんにちは、こんばんは、内藤正風です。
今日は朝から晩まで、光風流本部いけばな教室にてお稽古三昧の一日でした。とはいえ、バタバタは全然しておらず、順番に次々とお稽古にお越しになられたってだけなんですけどね。
似ている言葉だけれど、意味が全く違う言葉
さてそんな中、ある先生とお話をしていて、「薄謝」と「御礼」の違いってなにか?って話題になりました。実はこの言葉って、似ていますが全く非なる意味になのです。
ちなみに「薄謝」は目上から目下に謝礼を渡す意味になり、「御礼」は目下から目上に謝礼を渡す意味になるのです。
そんな話をしながら、ふと思ったのです。お正月に使う言葉の中に「お年玉」と「お年賀」ってありますが、この2つの言葉はよく似たシチュエーションで使いますが、この2つの言葉って使い方を間違えると、相手にすごく嫌な思いをさせてしまったり、下手するとあなたの将来に暗雲が立ち込めたりしかねない大切なものだよなぁと。
ここまで読まれて「そんな事くらい知ってるよ」って方は、もうここから先は読まなくても大丈夫です。「えっ、知らん!!」って方は、是非読み進めてください。
「お年玉」や「お年賀」と言う言葉を使うシチュエーション
この2つの言葉は、お正月に先様にお金とか品物をお渡しするときに使う言葉なのは、皆様ご存じの通りかと思います。例えば新年のご挨拶に伺ったとか、兄弟が甥っ子とか姪っ子ちゃんを連れてきたとか、そういう時ですね。
なので「お年玉」と「お年賀」は使うシチュエーションとしては同じだと言えると思います。がしかし、この二つの言葉ですが、その場面によって使い方がまるっきり変わってくるんです。
「お年玉」の使い方とマナー
「お年玉」というのは、元々はお正月に神仏にお供えしたお餅を玉にして家族に分け与えた「年玉」が始まりとされています。
すなわち家長が家族に分け与えたということがその始まりとなるので、「お年玉」は ”目上” から ”目下” に金品を贈る時に使う言葉になります。
つまり、親から子に。叔父叔母から甥姪に。会社の上司から部下へ。
こういう時には「お年玉」となります。
「お年賀」の使い方とマナー
「お年賀」というのは、元々は年神様へのお供え物から始まった習慣です。これが時代とともに年始の挨拶回りの手土産のことを「お年賀」と呼ぶようになったのです。
すなわち神様へのお供え物が始まりということは、目下から目上に金品を贈る時に使う言葉になります。
ちなみに、この「お年賀」はいつまでにするべきなのかと言うと、基本的には1月1日~3日の三が日の間にお渡しさせて頂くのが基本的になります。とはいえ三が日の間って中々難しいですよね。
なので松の内(1月1日~7日が一般的ですが地域によって変わります)にご挨拶にお伺いして、お渡しさせて頂く事ができるようにしたら良いんじゃないかと思います。
なお、松の内を過ぎてからお渡しさせて頂く場合には、「お年賀」ではなく「寒中お見舞い」となるのでこちらも注意が必要です。
「お年玉」と「お年賀」の使い分け、お判りいただけましたでしょうか。間違えても上司や取引先にご挨拶に行かれる時に「お年玉」ってしちゃダメですよ。
内藤正風PROFILE

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平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。






