「同じ釜の飯」って言葉があるように、”何を食べるか” よりも ”誰と食べるか” が何より重要なのです
ごきげんよう、こんにちは、こんばんは、内藤正風です。
昨夜も、楽しい時間を過ごしてきました。
同じ体験をすることから生まれる絆
みんなで一緒にご飯を食べると、なんでこんなに美味しいんでしょうね。
同じメニューを食べる。
美味しいも不味いも一緒に体験する。(昨日も不味いものは無かったですよ(笑))
ご飯を食べながら色んな話をする。
話は盛り上がりお互いを深く知り合うことが出来て、昔から言われる「同じ釜の飯」って本当にそうだと思います。一緒にご飯を食べた回数が、すなわち絆になっていっているのでしょうね。
誰かと一緒にご飯を食べに行くって、私はハードルが高い行動だと思うのです。だって初対面の人といきなり「食事に行きましょう」とはならないですよね。なんなら同じ職場に居たり同じグループで一緒に何かをしていても、食事に行きましょうという行動になるには、ある程度のステップを積み重ねてからの行動だと思うのです。
つまり同じ体験や同じ価値観の共有をある程度してから、食事を一緒にするから「絆」をより深めることが出来るのだと思うのです。
”何を食べるか” ではなく ”誰と食べるか”
そんなことを思っていると、何を食べるかも重要でしょうが、「誰と食べるか」こそが大切なんだなぁと思います。だって、美味しいものは世に沢山あります。しかし美味しいものを食べたから、それがすなわち絆が深まる事に繋がるというわけではありませんよね。
その美味しいものを食べるという体験を、自分の大切な方や仲良しの方と一緒にするからこそ、共通の体験としてお互いの宝物にすることが出来るようになるのだと思うのです。
なので、ホテルのレストランでゆったりと過ごしながらの食事も、家でお互いに持ち寄って食べる食事も、あるいは自分たちで作ってうまく出来なかった食事も、その機会としては対等であり、全てが遜色すら無いのです。
何を食べるかと言う事も大切ですが、それと同じかそれ以上に相手と共通の体験をどれだけできるかという事、つまり誰と食べるかが一番大切なんだと思います。
内藤正風PROFILE
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平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。
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