YOROZU salonを通じて改めて感じた、大きな成果に見えるような事も実は小さな一手から始まっているという事
ごきげんよう、こんにちは、そしてこんばんは、内藤正風です。
今日はバレンタインデーですね。小学生や中学生の人たちにとっては、ワクワクそしてドキドキの1日なんだろうなぁと羨ましく思います。
だってこの年齢になると、面(つら)の皮も鉄仮面のごとく厚くなり、心臓には心筋こうそくを起こしそうなほどボーボーに剛毛が生えて、チョコレート1つで一喜一憂する事も無くなってしまいますから。(笑)
話しは変わりますが、先日のYOROZUsalonでは交流会を開催し、出展者や来場された皆様と色んなお話をしながら濃い時間を過ごさせていただく事が出来ました。
そんな濃い時間の中で色んなお話をさせて頂いたのですが、「何事も小さな一歩から始まる」という事について、出展者の皆さんのYOROZU salonに向けての取り組みや当日の成果を拝見していて、改めて「そうだよなぁ」と思ったので、今日はそんなことについてブログに書きたいと思います。
目に見える成功は氷山の一角でしかない
世の中の多くの方が思い違いをしているなぁと、私が思っていることが有ります。それは、「何かを始めた最初のスタートは成果も出ないし前に進んでいるかどうかすら分からないのが普通だ」という事です。
多くの方が、成果が出たら成功、成果が出ないのは失敗のように思われていますが、これ実は大きな間違いなのです。1つの成果には、見えない何十何百もの地道な作業や行動がその下には隠れているのです。
例えるならば、氷山の90%は水面下にあり水上に出ている部分からその全体像を把握することは不可能なのと同じで、成果として目に見えている事柄はごくごく一部だという事です。
そしてもう少し付け加えさせていただくと、先ほどの氷山の例で挙げたように、成果になったものと成果にならなかったものが1:9だとしても、目に見えている氷山も、水面近くの部分は目立たず上のほうの部分が目立っているという事も忘れてはならないと思うのです。この様にして考えると、100の行動のうち成果が10あったとしても、殊更に目立つような成果は1しかないという事なのです。
すなわち10の成果が欲しければ1000の行動をしなければならないし、100の成果が欲しければ10000の行動をすればよいという事でもあります。
どんなに大きな数字も「1」の積み重ねでしかない
この様にして1000の行動というとものすごく大変なことだと思われるかもしれませんが、これ実はものすごく簡単な事なのです。
1日に1つの行動をするのは難しいでしょうか。たとえば1日に1人のお客様にLINEを送信するって難しい事ではないですよね。1日に1つアイデアを書き出してみるのも難しくないですよね。
ということは、毎日ひとつの行動を何か行なえば、1年で365の何かしらの行動をすることが出来るのです。これはつまり、3年で1000の行動を優に達成してしまうってことです。
人はついつい数字の大きさに目を奪われてしまいますが、じつは1000の行動って実は1の行動の積み重ねでしかないということなのです。
成功の秘訣はまず一歩を踏み出す事
千里の道も1歩から。1段目の階段を上らなければ2段目は無い。どんなに目標が遠くても、足を動かし続ければいつかはたどり着けるのです。
自分自身を成長させたいと思うのならば、あるいは、たとえわずかでも進歩進化したいと思うのならば、とにかくまず一歩を踏み出す事こそがその一番の近道ですし、成功を得る秘訣だと思います。
内藤正風PROFILE
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平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。
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