「大きな幸せ」や「大きな成果」は、「小さな幸せ」や「小さな成果」を積み重ねた先にしかやって来ないのをご存じですか
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ごきげんよう、こんにちは、こんばんは、内藤正風です。
昨日は光風流SNS委員会において、成果を出すために必要な事についてお話をさせて頂きました。
色んなお話やご質問など頂きながら、充実した時間でした。
いけばなには沢山の笑顔と幸せが有ります
いけばなをしていると沢山の笑顔に出会う事が出来ます。良い作品が出来上がった笑顔。努力が実った笑顔。集中していた時間から解放された笑顔。お花を生けること自体が楽しかった笑顔。仲間と会話していて生まれた笑顔。笑顔になった原因は様々ですが、沢山の笑顔があります。
そしてこの笑顔には共通点があります。それはとても小さな幸せを感じて思わずあふれ出た笑顔だという事です。
私は幸せには二種類の幸せがあると思っています。一つは小さな幸せ、そしてもう一つは大きな幸せです。
そしてこの ”小さな幸せ” と ”大きな幸せ” は別のものではなく、同じ線上に存在するものだと思っています。つまり、小さな幸せを地道に沢山積み重ねてゆくと、時々神様がプレゼントのようにして大きな幸せをくださると。
なので大きな幸せを手に入れたいと思ってそこばかりを注視している人には、小さな幸せすら手に入れる事がなかなか出来ずにいるように思うのです。
大きな成果を出したければ、小さな成果を積み重ねてゆく
これってお仕事とか日常生活でも全く同じことが言えると私は思っています。
人は大きな成功や大きな成果を出したいと思いがちですし、そういう大きな成功や大きな成果に目が行ってしまいがちになります。がしかし、大きな成功や大きな成果を出している人って、実はものすごく地道な事を積み重ねておられるのです。つまり小さな成功や小さな成果を積み重ねて、大きな成功や大きな成果に結び付けられているのです。
例えば若くして起業し成功なさっておられる方があります。こういう方たちは派手な生活を送っているようで、実はみんなの目につかないところで地道な事を行なっておられます。
朝早起きして、出掛けるまでの間に自宅で出来る仕事を行なっておられたり、お付き合いなどの飲み会から帰ってきてから翌日のタスクを再確認しておらえたり、健康な体を維持するために日々のトレーニングを怠らなかったりなさっています。つまり目に見えないような小さな成果や小さな成功を地道に積み重ねられているのです。
小さな成果や小さな成功を生み出し続けることが出来るように、自らに習慣化することが大切なのです
と、こんな風なお話をさせて頂くと一定数必ずこんな風に言われる方があります。時間がない、そんな事ばかりに取り掛かっていられない、よくわからない、出来ない。。。。ええ、出来ない理由探しです。
ま、こういう方は残念ながら、小さな成果すら得る事が出来ません。絶対に。
私は小さな成果を生み出すのは、習慣によるところが大きいと思っています。例えば皆さん歯磨きをなさいますね。朝起きたら歯を磨かないと気持ち悪い。寝る前に歯を磨かないと気持ち悪い。食事の跡には歯を磨かないと気持ち悪い。これってすなわち習慣になっているから、しないと気持ち悪くなるという事なんです。
つまり毎朝歯磨きをすることで口がさわやかになるという小さな幸せを生み出しているという事なのです。
私のブログもそうです。毎日書くようになった動機やキッカケとは関係なく、毎日書くという事が自分の中で習慣になり、書かなければ気持ち悪いという事なのです。
なので毎日ブログを書くという事が今では苦ではないし、毎日1記事という成果を積み上げ続けることが自然にできているという事なのです。
私が毎日ブログを書くようになって10年になるというと、ものすごい事のように言われます。がしかし10年という積み重ねは、毎日の1記事の積み重ねという作業でしかないのです。つまり1記事という小さな積み重ねです。
最初は1記事を書くのに何時間も掛けて100文字も書けないなんて言う事がざらでした。がしかしそんな中でとにかく書き続けていたことによって、今では1200~1300文字くらい書くのは何の苦でもなくなりましたし、なんなら筆が進んだ時には気づいたら2000文字くらいになっていることもあります。
つまり習慣になるまではしんどかったりしますが、習慣化してしまえば、小さな成果や小さな成功を生み出すのは、全く難しい事ではないという事なのです。
やるかやらないか。やる人になるか、やらない人になるかは自分次第
光風流のSNS委員の皆さんが、小さな成果を着実に生み出すことができる良い習慣を身に付けることが出来るか、それとも出来ずに済んでしまうかは、各人がやろうとする行動だけです。
ま、冷たい言い方になりますが、小さな成功を生み出せる体質になれるか、出来ない理由探しをして小さな幸せすら生み出すことが出来ない人になってしまうかは、その人次第です。そしてその人がどんな人になろうと、私も光風流も、何なら出来るようになった人にとって、全く困ることはなく、ご自分の人生を楽しくないものにしてしまうだけでしかないのです。
光風流SNS委員の6名の皆さんが、小さな成果を生み出し続けることが出来るようになっていただくことが出来れば、それはつまり小さな幸せを生み出すことができる体質になることが出来るようになるという事でもありますので、一人でも多くの方が幸せ体質になっていただくことが出来ればなぁと切望しています。
内藤正風PROFILE
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平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。