生徒さんから頂いたLINEの文章を読んで改めて思った、「お花はみんなに幸せを届けてくれるものであり、その幸せは最初は小さいけれど、その積み重ねが大きな幸せに向かうという事

お花はみんなに幸せを届けてくれる
小さな幸せを積み重ねる事が、大きな幸せに向かっているのです
お花はみんなに幸せを届けてくれます。最初は小さな幸せですが、その積み重ねが大きな幸せに向かうのです！！

ごきげんよう、こんにちは、こんばんは、内藤正風です。

今日、お稽古にお越しくださっている生徒さんから、とても嬉しいLINEをいただきました。内容は簡単に言うと、「お花のお稽古を始めてよかった」という趣旨の文章だったのですが、この文章を拝見してとてもうれしかったです。
それは単に、お花を生けていて楽しいというようなことに留まらず、人生や自己、家族、仕事、ライフワークなど全てにおいて幸せになるお手伝いをさせて頂くことがいけばなを通じて出来たという内容だったので、いけばなをしていて本当によかったと感じさせていただいたからです。

お花はみんなに幸せを届けてくれる

ほとんどの方が「お花を飾ってみたらどうですか」って言われたら、「綺麗に生ける事が出来ない」とか、「習ったことが無い」とか、「型しらないから」とか、「飾る場所無いから」とか、「お花を飾る余裕がないから」とか、色んなことをおっしゃられる方があります。
いや、いいんです。別に私は、そういう方にお花を習ってもらいたいとこれっぽっちも思っていませんので。
ではそんな私が、何故「お花を飾るとイイですよ！！」って言っているかというと、お花を飾ると必ずそこに幸せが生まれるからです。

はい、大きな幸せか小さな幸せかは別にして、絶対に！確実に！！必ず！！！あなたは幸せを感じる事が出来るのです。
そうです。絶対に！確実に！！必ず！！！あなたは幸せを感じる事が出来ます。

例えば、昨日晩酌して空いた空のボトルに一輪のお花を挿したとしましょう。

愛知県の鈴木英一郎さんが、以前の事務所に生けられていたお花です

どうですか、たったこれだけでその場所の空気感が普段とは全く違ってくるのです。解りやすく言うならば「５５１の豚まんの有るとき～～！！無い時。。。」みたいに違ってきます。（笑）
だってこの飾られたお花を生けたその瞬間には絶対に、自分なりにイイなぁって思ったり、ニヤって心の中で微笑んだりしちゃっているのは間違いないのですから。
これって小さいかもしれませんが、幸せを感じて頂けているって事ですよね。

お花一本￥２００円、空瓶一本プライスレス。たったこれだけで笑顔や幸せが手に入るのです。

小さな幸せを積み重ねる事が、大きな幸せに向かっているのです

私達は普段の生活の中で２００円って知らない間に使っちゃったりしていますよね。そう考えると決して大きな出費ではないと思います。
そして一度生けると、その場を通るたびに気になって見ますよね。あるいは水を替える時にお花の向きとかちょっと気にして、自分のイメージになるとちょっと嬉しかったりしますよね。つまり一回お花を生けただけで何度も楽しめるのです。
と、こんなお話をさせて頂くと、「私はもっと大きな幸せが欲しいんだ！！」って言われる方もおられると思います。そう言う方は、日頃から小さな幸せを一つづつ積み重ねていってください。

ハッキリ言います。
日頃不幸せだとか幸せが来ないと思っている人のところに、いきなり大きな幸せは来ません。そう言う人に大きな幸せと思われるような事が来るのは、不幸の始まりだったりするのです。
例えば日頃お金と縁のない方が、いきなり宝くじの高額に当たったとします。それは一見すると大きな幸せが来たように思われるでしょう。しかしこの事が原因で、日常が変わってしまい友達も離れてしまい、お金を使って無くなってしまったら何も残っていないなんて言う状況になっちゃいますよね。
これって幸せになれたんでしょうか。違いますよね。

お花はみんなに幸せを届けてくれます。
最初は小さな幸せですが、その積み重ねが大きな幸せに向かうのです！！

普段の生活について私は絶対に断言します。お花を飾ると絶対に！確実に！！必ず！！！あなたは幸せを感じる事が出来ます。
お店や会社でも、それは同じことが言えます。

お花はみんなに幸せを届けてくれます。最初は小さな幸せですが、その積み重ねが大きな幸せに向かうのです！！
世の中の全ての人を幸せにする力は私にはありません。けれど私の友達や仲間、光風流でお花を学んでくださっている皆さんは、絶対に幸せになって欲しいのです。
なのでこれからも私はお花を皆さんに紹介すると共に、楽しみ続けて頂ける様にしてゆきます。

内藤正風PROFILE

内藤正風

平成５年（1993年）、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。