光風流本部いけばな教室の下駄箱使用のルールを変えたのは、目指している目標があるからです
こんにちは、そしてこんばんは、内藤正風です。
世の中はゴールデンウイークに突入ですね。
私はというと、毎度の通り土日祝日に関係ない生活をしておりますので、今日も朝から普通に仕事をしています。ええ、ゴールデンウイーク?何それ??美味しいの???状態です。(笑)
一昨日のBlogで、光風流本部いけばな教室の下駄箱の事について書きました。まだお読みいただいていない方はこちら⇓⇓⇓からどうぞ。
光風流本部いけばな教室の「下駄箱」の使い方ルールを変更しました
光風流の方からも反響をいただいたのですが、どうも私が思っている伝えたい事と違う理解になっている方もおられる様なので、今日はもう少し補足したいと思い、このブログを書いています。
一昨日のBlogで私が伝えたかったのはこの2つです
伝えたいことが正しく伝わらなかった原因は、Blogのタイトルが悪かったのかなと思っています。
なぜなら一昨日のBlogで私が伝えたかった本質の部分は、下駄箱の使い方を変えるという事ではなかったからです。ハッキリ言って下駄箱の使い方を変えるというのは、ある目的を達成するためです。
そしてその目的とは、「スリッパを綺麗に使いましょう」と「靴の汚れは落としてから下駄箱に靴を入れましょう」の2つです。
私は下駄箱を、靴を入れる部分とスリッパを入れる部分とに分けて使ったからといってこの2つの問題を解決できるとは思っていません。
だって下駄箱の靴を入れる部分とスリッパを入れる部分とを分けて使っている公民館や学校の下駄箱が、どこに行ってもとても綺麗に使われているとは私は思っていないからです。
たぶんお家では気にされているのに
今回の私がどうしたらいいか考えている課題は、どのようにすればスリッパや下駄箱をきれいに使っていただくことができるようになるかということです。
たとえばお家で、スリッパを履いて土間に降りないといけないような事が起こったら、そのスリッパはお部屋に上がる前に雑巾などで拭いてから使うようにされるのではないかと思います。
あるいはお家でスリッパを履いた状態でゴミを踏んでしまったりした場合にも、スリッパの裏を雑巾などで拭いてからまた使われてると思うのです。
あるいは、雨の日とかに外から帰ってこられたら、玄関マットで靴の底を拭いてから土間や三和土に入られるでしょうし、下駄箱に靴を入れられると思います。もちろん知らない間に下駄箱を汚してしまっていることもあるでしょうが、そんな時にはすぐに雑巾などで汚れを拭き取られるのではないでしょうか。
お家で出来ている事が光風流本部いけばな教室では気にならなくなってしまうというのは、光風流本部いけばな教室のシステムに何か問題が潜んでいると私は思うので、まずは下駄箱の使い方を変えてみることにしたという事なのです。
「いけばなを学んでいる人はさすがちょっと違うなぁ」と言ってもらえる様になったら嬉しい
ここで私が言いたいのは、綺麗に使うために神経質になれと言っているのではありません。モノは使っていれば汚れてきたり傷んできたりするのが真理です。
どうすれば綺麗にスリッパや下駄箱を使うことができるようになるのかを考え、そしてその為に有効なシステムを構築していくということが必要だということなのです。
決してこれまでに使って来られた皆様を責めているのではありませんし、誰かが悪いとか誰かのせいにするということでももちろんありません。
どうすれば光風流本部いけばな教室にお越しくださっている皆様が、気持ちよく過ごしていただく事が出来るシステムを作ることができるのかということなのです。
自分の家は綺麗にするけれど他所はどうなろうと知らないよ。。という事では、いけばなを学ぶものとしてちょっと悲しいですよね。
「さすがいけばなをしている人は、いい意味でちょっと違うよね」と言ってもらえる様になれれば、何よりだと思うのです。
光風流本部いけばな教室にお越しになられている皆さんも、ぜひ良い知恵やアイデアが有ったら教えてくださいね。
内藤正風PROFILE
-
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。