追善の花を実例を見ながら学ぶことができる、教本の要素が加わった作品写真集を制作しています
こんにちは、そしてこんばんは、内藤正風です。
今日は昨日までとうって変わって、ムッチャ暖かいですね。暖かいというか暑いです。
ゴールデンウイークも近づき、これでもう寒くて困るような事はないかなぁと思っています。
先日から本の原稿を書き始めています
先日から本の原稿を書いています。と言っても小説とかそういう類の本ではなく(笑)、いけばなの作品写真集の原稿です。
しかし今回の物は単なる作品写真集というものではなく、作品写真集に「教本」の要素が加わったものを書いています。
というのも先日「追善いけばな展」を開催したのですが、追善の花って滅多に見る機会がないですし、その上に伝書にも数行しか登場しない。加えて光風流独自の口伝もあったりなんかして、光風流の中でも一部の方以外はちゃんとご存知ないのが実情です。
なのでこの度の追善花展に展示されていた作品の写真を素材にしながら、追善いけばな展について本という形で光風流の皆様にお届けした方が良いと思い、原稿を書き始めたのです。
書いては消し、消しては書き
書き始めてみると、これが中々に手間を掛けないと手に取られた方に解りやすい本にならないということが分かってきました。
最初は作品の写真と、追善の花についての総論、そして作品データなどがあれば、教本として役立つものになると思っていたのですが、実際に原稿を書き上げてみると、それだけでは細かいところが伝わりにくいんですよね。。。
なので今は、分かりやすくするための補助資料として、写真をモノクロに変換して、そこにポイントとなる枝を赤色で着色する作業を毎日の隙間時間にシコシコと行なっている状態です。
そしてこれがまた、単に着色しただけでは分かりにくいんです。少し誇張しないとわかりにくい。。しかし誇張しすぎたらおかしくなってしまう。。。その微妙なバランスを考えながら、書いては消し、消しては書きを繰り返しています。
なかなか地味〜な作業です。
来週にはどんな本なのかご紹介させていただきます
たぶん来週には「こんな感じの本になります」って光風流の皆様にご案内させていただき、ご注文をお聞きさせていただくことができる様になると思います。
事前予約でご注文いただいた数だけ限定の印刷で発行いたしますので、興味のある方はお見逃しないようになさってくださいね。
内藤正風PROFILE
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平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。
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