あなたにとって特別な「ハレの日」を楽しまれていますか。簡単に特別な時間を過ごすことができる「いけばな展」のご案内です

こんばんは、内藤正風です。

一昨日から昨日にかけてホテルでゆっくりと過ごしてきました。
というのも、昨日予定していた事業に合わせてホテルに宿泊したほうが都合がよいので宿泊の予約をしていたのです。が、しかし、緊急事態宣言の発令が予定されている状況を鑑み、事業の開催を縮小&日程変更&会場変更したので宿泊する必要はなかったのですが、折角なので予約していたホテルで宿泊してゆっくりと過ごしてから帰ってきたのです。

必要性が無い中でホテルに泊まるって、心を豊かにすることが出来ます

こういうのも良いですね。
普段だと寝る直前まで何かしら仕事に関連する事をゴソゴソとしていますが、折角のホテルで過ごす時間なので朝もゆっくりと過ごし、お昼前にチェックアウトして、ランチはホテルのレストランで食べて豊かな気持ちになってきました。

ホテルに泊まることって、仕事の都合で。。とか、旅行で。。。という場合がほとんどだと思います。
しかし、何にもないけれどホテルに宿泊することで日常と違う時間を過ごしたり体験をするって、凄く豊かな気持ちになることが出来ますし気分転換にもなるので、こういう機会を自分で設ける事もとても大切な事だと私は思うのです。

いけばなは「日常」と「非日常」の両方を楽しむことが出来る存在です

ホテルで過ごす「非日常」と言う事について書きましたが、いけばなも「非日常」を楽しむことが出来る存在です。
っていうか、いけばなは「日常」と「非日常」の両方を楽しむことが出来る存在なのです。

普段(日常)の生活の中で、テーブルに1輪のお花が生けられていることにより感じることができる心の豊かさがあります。
そしてそれだけではなく「ハレの日」を演出する役割を果たすことが出来ます。

「ハレの日」の「ハレ」とは、ザックリと言うと特別な機会という事です。
お正月やお盆というような、1年のうちに定期的に設けられている節目となる日や、結婚式やお葬式というような一生のうちにそう何度もあるようなものではない機会などが、この「ハレの日」になります。
こういう時にはその機会に相応しいお花を生ける事によって、「ハレ」という特別感をより盛り上げることが出来ます。
たとえばお正月に松を使ったお花が生けてあると、それだけで格式高く凛としたお正月のような気がしますよね。

「いけばな展」の見学も、特別を手軽に楽しむことができる機会です

「いけばな展」の見学も、手軽に特別感を楽しむことが出来る機会になります。

それは、いけばな展では日ごろあまり見かけないような珍しい材料や器が使われていたりします。あるいは日頃目にすることのないような大きな作品が展示されていたりします。
そういう日常とはまるで違う作品を、会場に足を運ぶだけで目にすることが出来るのです。

あるいはいけばなの作品の鑑賞という事だけではなく、いけばな展に出掛けるついでにお食事をしに行ったり、お買い物をしに行ったり、ブラブラしたりという自分なりの楽しみを加えることによって、特別な時間にすることも出来ちゃうのです。

特別な時間を過ごすことができる「いけばな展」のご案内です

2月13日(土)14日(日)の両日、兵庫県三木市において「いけばな展」が開催されます。

コロナ禍ですので、状況によってもしかしたら延期や中止になる可能性もありますが、しかし逆にコロナ禍だからこそ、心がギスギスしてしまわないように、いけばな展でお花をご覧いただくことで心に栄養を与えてあげて頂きたいと思います。

光風流から本西圭甫が作品を展示します

コロナ禍ですので作品数を少ない目にすることによって、作品を展示する先生方にも、そして作品を見にお越しくださる皆さんにも密にならない様に感染防止策を施しながらの開催となり、私ども光風流からは、本西圭甫が作品を展示します。

これから緊急事態宣言もどうなってゆくのか先の事は分かりませんが、ぜひお楽しみ頂く事が出来れば幸いです。

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。