不平不満なんて言っている暇はありません。大きな”不”があるときには世の中が大きく変化するので、正解とか間違いとかなんて考えず今はとにかく行動あるのみです

こんばんは、内藤正風です。

今回の新型コロナウイルスに関連して世の中ドンドン変わっていっていますね。
特に3月の末から今日までの間の変化って、もの凄いものがあるなぁと、肌でヒシヒシと感じています。

こんなに大きな世界規模の ”不” はこれまでに無かった

”新コロ”が世界中に拡散し、日本も緊急事態宣言が4月頭に発出され、世界中にとても大きな”不”が広がっています。
たぶんここまで大きな”不”の発生は、初めての事だと思います。だって第二次世界大戦や第一次世界大戦の時以上の被害が世界規模で出ているのですから。

先の大戦は、世界と名がついていますが参戦していない国もありましたし、参戦している国では軍需産業をはじめとして潤っている産業もあったのですから、ここまで”のべつまくなし”に全ての国が関わり、そして全ての産業に影響が及んだことなんてこれまでなかったと思うのです。

大げさではなく、人類が初めて経験する事態だと私は思っています。

大きな”不”があるときこそ、世の中が大きく変化する

世の中は大きな”不”がある時に、大きく変化と進歩をします。大きな”不”とはすなわち、天変地異とか戦争とかのような事です。

身近なところで言いますと、阪神淡路大震災の時には固定電話が使えない、公衆電話は長蛇の列という経験から、震災の後に携帯電話が一気に普及し1人に1台になりまし、そのことによって一気にネットが生活の一部になりました。
東日本大震災の時には携帯電話が使えず、ネット回線を使った通話やMessengerやLINEのようなコミュニケーションツールが活躍し、震災の後にスマホが一気に普及しました。そのことによってライフスタイルまでが変化したのは皆さんもご存知の通りかと思います。

今回の新型コロナウイルスによる影響は世界規模というよりも地球規模で広がっています。すなわち先に例に挙げた震災とは比べ物にならない大きな”不”が発生しているのです。
”不”が大きいという事は、これから起こる変化もそれだけ大きなものになるっていう事だと私は思っています。

既に色んなところに変化が表れています

これから大きな変化が起こると書きましたが、もう既にいろんなところで変化は起こっています。
たとえば私が感じている身近なところでいうならば、今月の頭くらいから動画付きの通話が増えています。
会議ではないですよ。通話です。

多分、会議をミーティングアプリで皆さんがするようになってきて、動画付きで話すという事が感覚的にだんだんと普通になってきているのでしょうね。
これまでならば、LINEやMessengerなどネット環境を使っていても耳にスマホを当てて「もしもし~」って言うのが普通だったのですが、特に今月に入ってから日常の通話も動画付きでする機会が増えてきました。

ちなみに今日もビデオ通話をしました。

正解とか間違いとかなんて考えず、今はとにかく行動あるのみ

これからの時代、何が起こるのか、そしてどうなってゆくのか、全くわかりません。しかし1つはっきりといえるのは、”不”が大きければ大きい程、その後に起こる変化や進化も大きなものになるという事です。

グズグズ文句を言っている暇なんて無いと思います。政治が悪い、会社が悪い、政府が悪い・・・いくらでも言うことは出来るでしょう。
しかしいくら文句を言っても、解決も改善もされることはありません。

私は阪神淡路大震災を身近で経験し、その中で痛感したことがあります。それは、自分で何とかしようとし自ら行動を起こさなければ改善も解決も何もないという事です。
阪神淡路大震災の時に政府に頼り県に頼り市町村に頼った人たちは、復興するのにとても長い時間がかかりました。ってか今だに自立することが出来ていない人も沢山あります。
理由はいくらでも言えますよ、高齢だからとか仕事が無いとか機会が無いとか。。。けれど事実として復興や自立が出来ているかというと出来ていないという事実は変わらないのです。
しかし逆に震災直後から自分なりに出来ることを1つづつ行なってきている人は、早い段階で自分の足で一歩を踏み出して復興に向かっていっているんです。

この経験から私は、今自分が出来ることをどんなに小さくてもいいので行うべきだと思いますし、新しい取り組みをドンドン行うべきだと思うのです。
行なったことは全て自分のノウハウとして、これからの役に立つのは間違いありません。だからこそ少しでも早く何かをすることが一番大切な事だと思うのです。

正解とか間違いとかなんて考えるだけ無駄だと思います。今はとにかく行動あるのみだと思います。

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。