新型コロナウイルスをきっかけにして世の中は大きく変革します。そんな中で一番大切なのは「今出来ることを行なう」ことだと思います

こんにちは、内藤正風です。

今日は朝から、ゴソゴソしたり、あっちに行ったりこっちに行ったりしています。
ええ、私のようなものにまで新型コロナウイルスの影響で、日常の予定がキャンセルになり影響が出ています。

新型コロナウイルスをきっかけに、世の中は大きく変革すると思います

いま新型コロナウイルスで世の中は大変な事になっています。
先日私の住んでいる兵庫県でも感染者が確認されましたし、日本の感染者は日々増えていっています。
諸外国から見たときに、日本は中国や韓国やイタリアと並んで一級の汚染国として認識されているような状態になり、とにかく1日も早く終息し平常に戻ることが出来るように祈るばかりです。

そんな中で不謹慎かもしれませんが、私はこの新型コロナウイルスをきっかけにして、世の中の変化のスピードが一段と大きくなると思っています。
それは今回「不便だなぁ」と思われていることや、これまで技術的には可能だったけれどもあまり一般的に受け入れられていなかった様なことが一気に加速すると思われるからです。

技術や環境はあるのに、理解を得られないことで普及していないものが沢山あります

たとえばこれまでテレワークというようなことは、ごく一部の企業の中でしか行われていませんでした。
その一番の原因は、会社に出社しないで良いという事への理解を得ることが出来なくて、大々的に導入することが出来ていなかったのだと思います。

会議なども、わざわざ各地から足を運んで一か所に集まらなくても、ネット環境を使って行う事は可能でしたが、「やっぱり顔を見ないとねぇ。。」なんて意識から、ネットで会議を行なうという事も一般的には中々なっていなかったのだと思います。

技術的には可能なのに皆さんに理解を得られないことによって普及していなかったようなものは、今回の新型コロナウイルスを機会にして一気に普通に行なわれるようになると思うのです。
だって、会社を機能停止にするわけにいかないですし、必要な会議は行なわなければならないのですから、そうなるとテレワークをはじめとした在宅勤務やネットを使った会議を導入するしかなくなるのですから。

世の中は「不」が生まれることで進歩する

私は世の中の進歩は「不」があるときにこそ大きく変化進歩発展すると思っています。
「不」とはすなわち、不便・不満・不安というようなことです。

技術は日々進歩し新しいものがどんどん生まれています。しかし新しいものを取り入れようとしたら反対意見があるのが普通です。だって新しいものを取り入れようとしたら必ず心配になったりするのが真理なのですから。
そんな中で、日常ならばそういう心配の方が大きくて新しい取り組みを行ないにくですが、天災が起こったり事件や事故があったりすると、そこに大きな「不」が発生しますから、それを何とか解消したいという力が大きく働くことになるので、大きな変化進歩発展のきっかけになるのです。

とにかく今出来ることを行なう、それが一番大切

私は新しい事はわからないから。。。って言われる方が良くあります。ハッキリ言って私もよくわかりません。だってオッサンだもん。
けれど今身の回りにあるモノを生かして出来ることからしようという気持ちと、知らないものに対して興味を持ちチャレンジする姿勢は持ち続けたいなと思っています。

時代は進んでゆきます。これは好むと好まざるとに関わらずです。
ならば折角今この時代にいるのですから、楽しまないともったいないと思うのです。
出来るか出来ないかなんてわかりません。ってか多分、出来ると言えるレベルには到達できないなりに楽しむ事しかできないと思います。(笑)
けれど折角今の時代に生きているのですから、何でもいいからしておかないと人生モッタイナイです。

とにかく今出来ることを行なう。それが一番大切な事だと思います。

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。