光風流のホームページの更新を行なっているIT委員会を、次代に向けてよりステップアップするために前向きな解散をすることにしました

こんにちは、内藤正風です。

光風流にはホームページがあります。
このホームページは最初の立ち上げの時に「IT委員会」という光風流の組織を新たに設けてホームページの制作を1から行ない、それ以来更新作業の全てを行なって頂いています。

時代はどんどん移り変わり、ネット環境も大きく変化しています

光風流のホームページを立ち上げたときには、スマホなんてこの世に存在すらしていませんでした。
そしてホームページを作るためには、今の様にチョチョイのちょいで簡単に出来るのではなく、「ホームページビルダー」という専用のソフトを購入して、そのソフトを使って制作作業をするのが一番簡単な方法でした。
またホームページを立ち上げた時代は、Blogとかよりもホームページの方が信頼度が高く、FacebookやTwitterをはじめとするSNSよりも、ネットの中心的な存在はホームページの方でした。

しかし今や、何かを調べたり情報を得るときにホームページをわざわざ開くようなこともほとんど無くなってきましたし、ネットの環境も以前とは大きく移り変わったように感じています。

ネット環境の変化に合わせた「変革」が出来ているかを考えてみました

このような環境の中で光風流の「IT委員会」の現状を冷静に分析してみると、ホームページの維持・更新・管理を行なうだけでは、今の時代に求められている活動を網羅できていないなぁと感じるのです。

誤解があるといけませんので付け加えておくと、「IT委員会」は十二分な活動をしてホームページについて成果を出してくださっています。これは間違いありません。
ただ、時代はホームページを中心としたネット環境ではなく、もっと複合的な要素によって成り立っていますし、組織から発信された情報よりも個人から発信された情報の方が人々の心に届く時代になっているのです。

そんな中で今の「IT委員会」を現状のままにしておくのは、せっかく委員の皆さん方に色々な事でご協力をいただいても「労多く成果少なし」という結果になってしまいますので、このままではいけないと判断するに至ったのです。

IT委員会を、次代に向けてよりステップアップするために前向きな解散をすることにしました

結論から言います。
この度「IT委員会」は、新しいステップにレベルアップし今の時代に合わせた活動をする組織に進展変革するために、一旦 ”解散” をすることにいたしました。

これまで「IT委員会」の中心はホームページにありました。しかしこれからは、情報発信を中心にした組織に生まれ変わるようにしたいと思っています。
個人の発信を中心に行ないながら、流派の情報をいかにたくさんの人に伝わるようにするか。Blog、Facebook、Twitter、Instagramなどなど、SNSをどのように活用するか。それぞれの支部において行なっている発信などとどのように連携を取り発信力を強化してゆくか。
挙げればきりがありませんが、とにかく情報発信について考え行動する組織にしなければならないと思っています。

と言ってもホームページは無くすわけではありません。情報発信をするためのツールの中のひとつと位置付け、大切にしてゆきたいと思います。
だって情報発信をすると言っても、ネタが無ければ発信も出来ないのですから、ネタ元のひとつとしての役割をホームページも果たすことが出来るようにしなければならないと思っています。

IT委員会は2月8日の会議において解散し、「SNS委員会」として新たな出発をいたします

今週末の2月8日に委員の皆さん方が集まられるIT委員会において、いったん解散をさせて頂きます。
ホームページの立ち上げを行ない、日々更新を行なってきてくださった歴代のIT委員の皆様には感謝しかありません。本当に有難うございました。

しかしこの解散は、”終了!終わります。。。”の解散ではありません。
これまでのIT委員会を礎にして、よりレベルアップや発展した「SNS委員会」に進展して新たなスタートを切るためのものになります。

「SNS委員会」につきましては、新しい組織を構成し新たに委員を任命させて頂き、その活動について説明とお願いをさせて頂きたいと思っておりますが、まずはこれまで歴代のIT委員の皆さんに心よりの感謝とお礼を申し上げたいと思います。
本当に有難うございました。

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。