みんなで作り育ててきたものをそのままにしておくのが大切にしているということではなく、時代に合わせて変えるべきは変えることこそが本当の意味で大切にしているという事なのです

ごきげんよう、こんにちは、こんばんは、内藤正風です。

今日はホームページの運用という事について、専門家の方のお話をお聞かせいただきに伺ってきました。
いや~色々な気づきや学びがあって、ものすごく勉強になる時間でした。

今やネット環境というとホームページの事だけではない

まず改めて意識したのは、いまや情報発信や共有に関してのネット環境というと、ホームページだけではないという事を改めて再確認させていただく機会になりました。
いや頭ではわかっているのですよ。「インスタ」もある、「X」もある、「LINE」もある。10年前とはマルっきり環境が変わってきています。なのにいまだにネット環境を考えるときに、真ん中というかその大半をホームページに担わせようとしてしまっているという現状が自分の目の前にあるという自己矛盾。
そんなことについて改めて頭の中の整理をすることが出来た時間になりました。

適材適所という言葉があるように、したいことや出したい成果に合わせて、もう一度よく考えたうえで再編成しなおす必要があるという事がハッキリとわからせてもらうことが出来ました。

光風流のホームページは担当してくださったお力の結晶です

光風流のホームページは、最初に立ち上げたときから数えるとほぼ30年になります。その歴史は手作りの積み重ねによって重ねてきており、一番最初は光風流にIT委員会という組織を作り、ホームページビルダーというソフトを使ってスタートしたのが始まりになります。
そしてその後は、現在のジンドーを使うようになり、IT委員会もSNS委員会という形に進化し、ジンドーを導入した一番最初の形作りはプロにお願いしたのですが、日常的な更新や新たなページの追加などはすべてSNS委員会において行い、手作りでホームページを運営するというスタンスは基本的に変わらず、今日まで来ております。

なので光風流のホームページは、光風流IT委員会や光風流SNS委員会の皆さんのお力が積み重なって今日の日を迎えることが出来ているのです。

大切だからこそ、これから先の時代に通用するものに進化させなければならない

とここまで言うと、「みんなで力を合わせて作り、継続してきたから全てがそれでよい」と言いたいのかと受け取られる方もあるかもしれませんが、そうではありません。
これまでみんなの力で積み上げてきたものだからこそ、これからも大切にしてゆかなければならないし、そのためにはもっとより良い形や時代に合わせた感覚のものに進化させてゆかなければ、ホームページが生きた役割を果たすことができなくなってしまうと思うのです。

だって自分に置き換えて考えると、何か興味があることがあったらまずはネットで調べたり確認したりしますよね。そんな時に何かを調べてその会社なりのホームページを見たときにホームページの更新がなされていなかったら、その会社は「アレ?大丈夫か??」って私は感じます。あるいは更新はされていても、そのページが時代遅れなデザインだったりしたときには、そこにお願いしたいとは思わないです。
なのでこの度を契機に、ホームページや光風流のSNSなどを含めたネット環境の見直しを行い、未来に通用するものに改変してゆこうと思っています。

周年は、改めて物事を考える機会でもあるのです

来年は光風流65周年の節目の年になります。光風流の様々なことにおいて、時代に合わせて変えなければならないこともあるでしょう。そんな中の1つとして、情報発信も世の中の動きに合わせて変わらなければならないものの1つだと思います。
しかし変えてはいけない事柄があるのも事実です。変えてはいけない事、変えなくてはいけない事、是は是、非は非として、情に流されることなくしっかりと分析し、考え、答えを出してゆきたいと思います。

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。