花留用洗剤「剣山キレイ」の使用上の注意。「混ぜるな危険」

こんにちは。内藤正風です。

先日からの雨続きで、各地に大きな被害が出ています。
電車バスは運転を見合わせ、高速道路もほぼほぼ全面アウト、一般道も崖崩れで通行不能になるところも多発して帰宅困難者まで出るという、こんな状態はもう災害ですよね。

大自然の前に人間の存在なんてちっぽけなものだと改めて感じさせられます。

今はとにかく、皆さん方に被害が出ないことを祈るばかりです。

花留用洗剤「剣山キレイ」の使用上の注意

先日から販売させて頂いている花留用洗剤「剣山キレイ」もかなり沢山の方にお渡しさせて頂いています。

そんな中でこの洗剤をお使いいただく上で、是非ともご注意いただきたい点などを記録しいつでもご覧いただく事が出来るようにしておきたいと思い、今日のブログに書きたいと思います。

混ぜるな危険!!

この花留用洗剤「剣山キレイ」は、花留を綺麗にする事に特化した洗剤ですので、今のママお使いいただく事で最高の効果を発揮するようにしています。なのでもっと綺麗にしてやろうと思って他の洗剤や漂白剤などと混ぜても効果は強くなりません。
そして何より、洗剤や漂白剤に含まれている成分によっては、花留用洗剤「剣山キレイ」に含まれる成分と化学変化を起こしてしまい有毒ガスが発生してしまう場合もありますので、絶対に他の洗剤や漂白剤などと混ぜないでください。

洗浄効果は発泡中だけ

花留用洗剤「剣山キレイ」は泡の力で綺麗にするようになっています。なので洗浄効果が最高に発揮されるのは発泡中だけです。
長時間浸けておいても意味はありません。

長時間の浸け置きは花留を傷めます

薬剤の洗浄の効果は発泡中のみに発揮されますが、洗剤の薬成分は水に溶けています。なので長時間の浸け置きをしていると逆に金属を傷めてしまう恐れがありますので、花留用洗剤「剣山キレイ」で花留の洗浄を行い発泡が終わったらそのまま水洗いをして下さるようにお願い致します。
30分とか1時間とかならば特に問題はありませんが、一晩放置とかは絶対に避けるようにして下さい。

花留の洗浄には効果が最大発揮されるように調合していますが、手には悪影響を及ぼさない様に薬剤の配合をいたしております。
なので特に肌が弱いとか、アレルギーがあるとかでない限り、そのまま素手で薬剤に触れたり薬剤の溶けた水に触れて頂いても大丈夫ですのでご安心ください。

しっかりすすぎましょう

洗浄が終わった後は、流水でしっかりとすすぎを行ってください。
先にも書いたように、洗浄効果は無くとも薬成分はありますので、金属を傷めないためにヌメリとかが残らない様にすすいでおいてください。

汚れが気になるときにはブラシでこすってください

洗浄が終わった後にまだ汚れの気になる部分が有るときには、洗浄が終わったお湯にお水を入れて手を浸ける事が出来る温度に調整し、花留をブラシでゴシゴシこすって頂ければ良いです。

ただここで注意して頂きたいNGポイントが2つあります。
ブラシは金属ブラシはNGです。金属ブラシを使うと傷をつけてしまうのでその部分から錆びて来てしまう恐れがあります。
あと、幅の広いブラシもNGです。ブラシの幅が広いと剣山だと抵抗が大きくてブラシをゴシゴシ動かしにくくなります。七宝の場合には隅の方の細かいところが洗えません。

ブラシの幅が1センチ以下で、毛足の長さが2センチ程度のブラシが使いやすいですよ。

以上、花留用洗剤「剣山キレイ」の使用上の注意点です。
よく読んでお使いくださいね!!

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。