先日の大雨で帰宅困難になりかけた時に助けてくれたのは、ネットでもスマホでもなく「アレ」でした!!

こんにちは。内藤正風です。

先日から続いた雨は各地に大きな爪痕を残してゆきました。
私も金曜日には雨による交通規制の影響で、加西から神戸の東灘に行って帰るだけに、通常ならば移動時間は往復約3時間で済むところを、朝6時に加西を出発して加西に戻ったのが夕刻17時半というドライブ満喫な一日になりました。

途中現地には30分弱の滞在だったので、丸々11時間は車でさまよい続けた事になります。(笑)
まあ夕刻からのお約束には遅刻しながらもたどり着く事が出来たので、結果オーライではありましたけれどね。

今回の各地の通行止めで凄く感じた事があります。
それは、「リアルタイムで情報収集が出来て、絶対的に信頼できるメディアはない!!!」という事です。

今回私が主として使ったのはスマホで得られる情報でした。
1つはスマホに入れている「グーグルのナビ」
そしてスマホのアプリ「高速渋滞情報」
ツイッターのハッシュタグ検索
日本道路交通情報センターの道路情報(ネットと電話)
主にこの4つを使いました。

災害時には、グーグルナビの通行止め情報や渋滞情報は、かなり時間が経たないと反映されない

私は日頃の移動ではグーグルナビを使います。車の移動から電車バスの様な公共交通機関での移動、現地に近づいてからの徒歩、もう全てがこれ一つで出来ちゃうのですから便利なことこの上ないと思っています。
おかげで最近では車についているナビは全く使わなくなりました。

このナビの便利なところは、地図がいつも最新で新しい道が掲載されているてんや、渋滞などで時間がかかる場合にはより早い経路を選択してくれる点です。

ところが先日の大雨の時には、渋滞や通行止めによる影響を加味して一番良い経路を教えてくれる機能が全く働いていませんでした。
なので最終的には、あちらこちらに走り回させられて、約11時間ドライブの後に帰ってくることになりました。。。

スマホのアプリ「高速渋滞情報」は高速が全面通行止めの状態では何の役にも立たない

先日の雨による通行止めは、兵庫県内の高速道路がほぼ全面通行止めになりました。

 

一部分の区間が通行止めになっている情報だからこそ、「あっ、ココが通行止めになっているから一般道で迂回しよう」とか、「別の高速を通ろう」とか対応する事が出来るのですが、ここまで全線ほぼほぼ通行止めになっているとこのアプリ何の役にも立ちませんでしたーー(笑)

ツイッターのハッシュタグ検索は、ハッシュタグを絞り込まないと限定的な地域の情報が出てこないし、絞り込むとハッシュタグで引っかかりにくくなってしまう

ツイッターは皆さんの情報がドンドンアップされているので、こういう時にはかなり役立つメディアだと思います。
しかしこの間の様に被害が広範囲にわたりすぎると、たとえば「#2号線 #渋滞」というキーワードで検索すると、あっちもこっちも渋滞しているので、イッパイ出てきすぎて欲しい情報を得る事が出来なくなってしまいました。
なのでキーワードをもっと絞り込んで「#2号線 #渋滞 #町名などの地名」で検索すると、今度は絞り込みすぎて何にも引っかからないんです。(笑)

あれだけの広範囲な災害による渋滞や通行止めが数多く起こっている時には、ツイッターの検索による情報収集も欲しいネタにたどり着く事が出来ずに役立てる事が出来ませんでした。

日本道路交通情報センターの道路情報(ネットと電話)は、情報更新までの間に大きく道路状況が変わってしまっている

日本道路交通情報センターの道路情報はネットだと5分おきに更新されています。しかし現場の状況が日本道路交通情報センターに届くまでの時間差があるので、日本道路交通情報センターの道路情報を聞いて大丈夫だと思って行ったら通行止めになってしまっていた。。。ということが金曜日の神戸からの帰り道で2回有りました。

普段ならば日本道路交通情報センターの道路情報(ネットと電話)は、かなりリアルタイムな情報が掲載されているのでしょうが、先日の様なときには情報も錯綜するでしょうし一歩遅くて通れなくなっちゃったー。。って事が度々起こってしまうようでした。

最終的に内藤が帰るのに役立った方法とは

先に書いたような状況の中で、私が無事に帰着するために一番役立ったのは何かというと、それは。。。

これまでにそれぞれの道を通った経験から導き出された「感(勘)」!!!!!

(笑)(笑)

スマホのバッテリーもなくなったのでスマホからの情報収集に頼らずに、これまでに車で運転して通ってきた経験やそんな中で得てきた情報を集約して、「今の現状ならばどんな風に迂回してどの道を通ればよい」と直感的に感じた経路を通って帰ってきたら一番スムーズに帰ってくることが出来ました。
(笑)(笑)(笑)

これまでに大雨による道路の被災や規制も1度や2度ではなく何度も経験しました。震災によるモノも経験しています。ええ、やっぱりこれまでに培ったものから直感的に感じたものが一番強いって事なのでしょうか。

世の中が便利になればなるほど、本能的な部分が不必要になってきます。しかしひとたび事あるときに最終的に役立つのは第六感というか本能的な部分なんだなぁと改めて痛感する機会になりました。

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。