あなたは周りの人を不幸せにするためにこの世に生を受けたのではないはずです。なので不平不満はネットに投稿しない方がいいと思います
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こんにちは。内藤正風です。
昨日ブログで「先日、中国海南省において開催した「光風流いけばな展」の事を、中国支部長の林暁甫先生がネットにアップして下さったので訳文もつけてブログで紹介させて頂きます」という記事を書かせて頂きましたが、光風流の皆さんからの反響の多さに、「こんなに沢山の皆さんが読んでくださっているのだ」と思い、とても嬉しく思うと共に身の引き締まる思いでいっぱいになりました。
世の中にブログは星の数ほどある
世の中にブログを書いている人はとても沢山おられます。ブログを書いて収入を得て生業とされている人から、忘れたころにポツンとアップされているような人まで本当に千差万別です。
そんな中で私のブログを読んでくださっているだなんて本当に申し訳なく思います。だって有名芸能人でもなく、ノーベル賞を取った学者でもなく、世界的なスポーツ選手でもないような私のブログを読もうなんて思ってくださる人は世の中でいうとほとんどない中で、読んでくださっているだなんて本当にありがたいと思います。
私がネットに投稿をするときに唯一注意していること
さてそんな中で私はブログを書いたりSNSで発信するときに1つだけ気を付けている事があります。
それは ”人を誹謗中傷するような事は書かない” という事です。
私はブログやSNSをはじめとするネット上で、人の事を悪く言ったりする記事や投稿を見かけると、もうホントーーに面倒くさくなっちゃうのです。
なんて言ったらいいんでしょうか、嫌な気持ちであり、書いた人は残念な人だなぁと感じたり、書かれた人は心を乱されているんだろうなーとか、いろんな思いが頭をよぎります。
人を誹謗中傷する人は、自分の事をよく見せたいと思っている
たぶんその投稿を書いた人は、自分ってこんなに偉いんだぞーとか、自分ってこんなに沢山の事を知っていたり出来るんだぞーって思いだったり、相手をけなす事によって自分の優位性を証明しようとされていたり、自分の方がその事について長くやっているんだぞーとか、結局自分の事を良く見せたいって事の現れなんだろうなって感じるのです。
けれど私から見ていると、本当に偉い人や優れた人は、絶対に人の事を悪く言わない様に思います。
あそこが足りない、どこそこが足りないなんて聞かないですし、良く耳にする「今の若い者は・・・」なんて言う言葉も、年長である自分の方が優れているなんていう単なる思い上がりから発せられているとしか私は感じる事が出来ないのです。
誰でも何でも発信できるネットだからこそ、周りの人が笑顔になれる投稿を心がけるのが良いと思う
ネットは誰でもが気軽に発信する事が出来ます。そして誰でもが気軽に見ることが出来ます。
だからこそ私はネット上には、人を悪く言うような誹謗中傷は投稿するべきではないと思うのです。だってそんな記事みても誰も楽しくならないし喜ばないしHappyになれないじゃないですか。
それにそもそも書いている人自体が、「あ~残念な人だなぁーー」って周りから思われてしまっているのですから。。。
ひと時の感情のはけ口にネットを使っても、誰も幸せにはなる事は出来ないのです。自分も含めてね。
あなたは周りの人を不幸せにするためにこの世に生を受けたのではないはずです
いけばなには「陽」と「陰」という考え方が有ります。これって実はいけばなだけに当てはまる事では無く、日常の全てに当てはまる考え方です。
人の吐く言葉も同じです。言葉にも「陽の言葉」と「陰の言葉」があり、単純に言うならば、「陽の言葉」は人を笑顔にしたり幸せを感じたりする事が出来ます。しかし「陰の言葉」は人に嫌な思いをさせてしまったり悲しませたりさせてしまうと思うのです。
人間がこの世に生まれてきた理由は沢山あると思いますが、その中の1つに「自分の周りの人を笑顔にする」という事もあると思うのです。
あなたが言ったその言葉は、誰が笑顔になりましたか?あなたが投稿されたその記事は誰が笑顔になりましたか?
折角この世に生を受けて生きているのです。1人でも沢山の人を笑顔にしませんか。大笑いじゃなくても”プッ”って笑いでもいいじゃないですか。思わず顔がほころんでしまう笑いでも良いんです。
みんなが笑顔になる事が出来るって最高だと思いませんか?
内藤正風PROFILE
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平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。