「お題講習会」において改めて痛感した、私は皆さんの笑顔や真剣な眼差しに触れるのが大好きだという事

ごきげんよう、こんにちは、こんばんは、内藤正風です。

光風流では毎年11月の末に「お題講習会」を開催しているのですが、今年も本当に楽しかったです。なにがそんなに楽しかったのかというと、皆さんの真剣な眼差しや笑顔を目にすることが出来ているだけで、もう楽しくて楽しくて仕方が無いのです。
なので今日は、そんな事についてブログを書きたいと思います。

皆さんの真剣な眼差しと笑顔を見るのが大好きです

私は皆さんがお花を生けておられるときの真剣な眼差しや笑顔を見ているだけで、どうしようもなく嬉しくなってきちゃいますし、本当にこの瞬間が大好きなんです。

どうですかこの真剣な顔・顔・顔。

お花が上手に生けられているとかそんな事以前に、皆さんがお花と向き合っておられる姿の全てが好きなんです。試行錯誤されている様子、他の人が生けられているのを気にされている様子、写真を撮影されていることに気付いてこっちに向いた目線、思った様にならずに「むむむむむ・・」って思われている様子、良い感じに生けられて思わずこぼれた笑顔、もう何から何までが大好きです。

いけばなは人を幸せにします

私は「いけばなは人を幸せにする存在である」と思っています。それは上手だからとか、長く行なっているからとかではなく、昨日今日始めて間が無い人も、未熟な人も、なんならいけばなをしている人のご家族や身の回りの人まで含めて幸せにしてくれます。

だって、お花を見て「あ”~、お花なんて見て胸糞悪い!!」なんて怒り出す人なんて、まあいないですよね。ほとんどの方が、お花を見たら”ふっ”と力が抜けたり笑顔になったりします。これって幸せになっていますよね。
お花が飾られていたら、話のネタになりますよね。このお花のところで写真を撮ろうとかこのお花って何て言う名前?って感じで。これも幸せになっていますよね。

そしてお花を生けて楽しいし、お花を生けている人を見ているだけでも楽しくなれるだなんて、こんなに人を幸せにしてくれる存在って他にはないと私は思っています。

もっともっと皆さんを幸せにしたいし、もっと大くの人を幸せにしたい

このお題講習会を開催しながら、皆さんの顔を見ていて心の底から思ったのです。「光風流でいけばなをしている皆さんをもっともっと幸せにしたい」と。そしてそれと共に、「まだいけばなを知らない方にも、光風流のいけばなを通じて1人でも多くの人を幸せにしたい」と。

私のできる事なんて、本当に小さな事だと思います。がしかしどんなに小さな事であっても、誰かを笑顔にすることが出来る「いけばな」って、こんなに素晴らしいものはないと思うのです。
そして私一人では出来ない事も光風流の仲間と一緒に取り組めば、可能性は絶対に広がってゆくと思っています。

そんな事を思っていると、私自身もすごく幸せを感じることが出来ますし、思わずにやけてきちゃうんです。
なんか着地点も何もないブログになりましたが、これからもがんばります~。

 

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。

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