信頼感や仲間意識の強さは、一緒に過ごした時間に比例します。人と一緒に過ごす時間を増やそうとしていますか
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ごきげんよう、こんにちは、こんばんは、内藤正風です。
今日は、昔からお世話になっている先輩というかオヤジみたいな存在の人と昼食を食べながらいろんな話をしてきました。そんな中で、「人と人の絆って、一緒に過ごした時間に比例するよなぁ」という事を、帰りの車の中で思ったので、今日はそんな事についてブログを書きたいと思います。
仲間意識や信頼感は、一緒に過ごした時間に比例する
私は人と人の信頼感や仲間意識の強さは、出会って一緒に過ごした時間に比例すると思っています。
と、こんな事を言っていると、「今や時代は、世界中の誰とでも気軽につながる事が出来るSNS全盛の世の中なのに何を言っているの?」って思われる方も有る事と思います。しかし私は、基本はリアルであり、SNSは補完するものでしかないと思っています。
一緒に過ごした時間とは、言い換えれば「共通の体験」という事になります。共通の体験は人に仲間意識や信頼という気持ちをもたらしてくれます。一緒に○○をした仲とか、一緒に苦労をした仲間とかっていう気持ちです。そしてこの共通の体験が1度よりは2度、2度よりは3度と積み重なっていくほどに信頼感や仲間意識はより強くなってゆきます。
いくら時間を沢山過ごしても、偉く見せようとしたり約束を守らないなんて言うのは、問題外です
とはいえ、人の信頼を得ようとして、説教じみた事を話したり、こんなに偉いんだぞ~なんて思わせようとした行動など、そんなの全て無駄です。ってか全部逆効果です。だってそんな人と一緒にいるのはウザい以外の何物でもないのですから。
またそもそも論として、約束を守らないとか、相手に意識を向けるどころか自分の事しか考えていないなんていう人も、信頼を失うという体験を相手にさせてしまっているのですから、そんな人とは信頼どころか仲間意識にも繋がりようがないのは言うまでもありません。
共通の体験は「共通の思い出」という心の財産です
その意味でいうと、この度の金沢研修1泊2日は一緒に色々な体験をしまくる機会になりましたから、参加してくださった光風流の皆さんの仲間意識がとても強くなる機会になったと思いますし、信頼関係もとても強くなる機会になったと思っています。
ハッキリいます。今回の金沢研修で体験したことは1年後どころか、2年、3年、いやいや10年経っても、共通の思い出という財産として、お互いに語り合うことが出来るのです。
なぜそう言い切る事が出来るのかというと、光風流創流60周年の時の宮古島研修や、創流55周年の時の愛知研修の話を、参加してくださった人同士で昨日の事のようにお話しなさっておられるという一事を見れば、何よりの証拠になると思います。
とにかく、誰かと何かを一緒にすることが全ての始まりです
「どんな体験を友人や仲間と一緒に出来るか」という事こそが、人生を豊かで楽しいものにすることが出来る一番簡単な方法だと思うのです。一緒にご飯を食べる。一緒にどこかに出掛ける。一緒にイベントを開催する。一緒に愚痴を言う。なんでもいいんです。とにかく一緒に何かをするという事こそが良い仲間を作る秘訣であり、強い絆を作る秘訣であり、豊かな人生にする秘訣だと思います。
内藤正風PROFILE

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平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。