一つの行動こそが何かを生み出してくれるし、それこそが人生をより豊かで楽しいものにしてくれる秘訣です

ごきげんよう、こんにちは、こんばんは、内藤正風です。

今日は朝からお出かけしています。この後、神戸教室でのお稽古もありますし、夜までスケジュール満ちくりんな1日です。

さてそんな中、先日の中国出張以降、私の生活の中でなにかにつけて、行動こそが新しい未来や可能性を広げてくれるという事を立て続けに体感しているので、今日はそんな事についてブログを書きたいと思います。

どこで話が繋がり、可能性の扉が開くか分からない

先日の訪中は、コロナ前に訪れて以来6年ぶりでした。なので最初に訪中を計画をスタートしたときには、「長く訪問していないので、現地の友達と一緒に過ごしながら色々な話をしていたら、もしかして何か良い話に結び付いたらいいなぁ」くらいのつもりだったのですが、ふたを開けてみたら毎日朝から晩までスケジュールがいっぱいになって、のんびりする時間どころか観光する時間も全く無い超過密スケジュールになっていました。(笑)

がしかしそのおかげで、沢山の人と出会うことが出来、いろんな話が生まれ、色んな可能性の扉が開き、自分でもびっくりするくらい実りの多い訪中になりました。
おかげで「やっぱり行動こそが可能性の扉を開いたり、何かを生み出すきっかけだなぁ」ということを再確認する機会として、わたし的には大きな価値ある機会になりました。

考えてから行動ではなく、行動しながら考えるが最適解

こういう事を体験すると、「やっぱり色んな物事は、行動の後に生まれてゆくんだなぁ」とつくづく思います。だって先日の中国での話、そして帰国後に生まれたりまとまったりしている話は、そのすべてが、とにかく行動した後に生まれてきているのですから。

世の中にはよく考えてから行動をするタイプの方がおられますが、私はそれでは駄目だと思っています。100の事を考えても行動が伴わなければ、全く何も生まれないのですから。思いついたら行動です。
とはいえ何も考えずに行動さえしていればよいという事ではなく、行動しながら考え、その結果を見ながらまた行動するというのが、一番良い未来につなげることが出来ると思います。

一つの行動こそが、人生を豊かで楽しいものにできるのです

「縁は異なもの味なもの」とか「袖振り合うも多生の縁」というような「縁」に関することわざは日本に沢山ありますが、「縁」って実は行動するからこそ生まれるものだと思うのです。
たとえば「縁は異なもの味なもの」という言葉は、
男女の縁が不思議で面白いものであることを意味する言葉ですが、部屋にじっと籠っていたのではそもそも男女の出会いすら起こらないですよね。という事は行動するからこそ、何かしらの縁が生まれるという事に他ならないと思うのです。
また「袖振り合うも多生の縁」などは、どこかで
見知らぬ人と袖が触れ合う程度のことも前世からの因縁によるというような意味の言葉ですが、この言葉もまさしく行動無くして袖触れ合うことすら絶対にないですよね。
そんな風にして考えると、「人との繋がり」や「友情」がいくらあっても、行動をすることによって「きっかけ」を自ら作らなければ何も生み出すことはできないのです。

人はついつい、お金や名誉や地位に目がゆきがちになります。がしかし、どんなに沢山のお金を持っていても、どんなに大きな名誉を持っていても、どんなに高い地位についていても、行動なしではそれらを生かし活用することすらできないのです。
そんなことを今月はつくづく感じていますので、ブログで取り上げてみました。

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。