”常識” や ”普通” だと思っている事を疑ってみると、「思い込み」 や「決めつけ」という ”呪縛” から解放されます

ごきげんよう、こんにちは、こんばんは、内藤正風です。

先日いつもお世話になっている先輩と話をしていて、移動時間と距離という話題になりました。そしてその結果その先輩も私も同じ結論だったのです。
「加西市って便利だな」と。

一見すると不便な立地に見えるでしょうが

光風流本部いけばな教室のある兵庫県加西市は、兵庫県の内陸部にあり一見すると不便な場所に位置しているように見えると思います。

 

ええ確かに、20年前ならばかなり不便な場所と言われても仕方がなかったと思います。しかし今、光風流本部いけばな教室は、各地からとてもお越しいただきやすくなっているのをご存知でしょうか。

まず光風流本部いけばな教室から最寄りの高速バスのバス停までは、徒歩ゆっくり歩いて2分で到着できます。
そしてこのバス停から神戸の三宮までは1時間10分、大阪駅までは1時間半、京都駅まで1時間半(京都行きのバスはコロナ以降運休中です)で行くことが出来るのです。それも乗り換えなしなので気分的にゆったりと移動して頂く事が出来ます。

1時間半は長時間の移動ですか?

1時間10分とか1時間半とかと聞くと、凄く長時間の様に思われるでしょうね。しかしここでちょっと考えてみてくださいね。
お仕事で会社に行かれるのに、乗換えとか含めて移動時間1時間半って普通じゃありませんか?ちなみにあなたは通勤するのに何時にお家を出掛けられていますか。

たとえばお家を出てバス停まで徒歩5分、バスで移動10分、電車に乗り換えて30分、駅から会社まで徒歩5分、これだけでも実質移動時間は50分かかっています。ここに電車やバスを待つ時間が入ったら軽く1時間は超えてしまいますよね。
そうなんです。大阪に住まれていて大阪市内の会社に通うのに1時間半くらいかかる方は沢山おられます。神戸市に住まれていて神戸市にある会社に1時間強の通勤時間なんて珍しくもありません。
そう考えると1時間半の移動は長時間ではなく、日常の中で皆さんアルアルな事だといえると思います。

移動する距離と便利さには何の関係もない

距離が離れていると遠い、というのは今の時代間違った価値観だと思います。
地図上で見れば、確かに近い所や遠いところがあります。しかし、距離があるから移動に時間がかかるとは限りません。

例えば奈良の中心地まで車で加西から約1時間半で行けます。岡山駅まで車で約1時間半です。鳥取砂丘まで車で約1時間半強です。山陰の境港まで約2時間半です。広島駅まで車で約3時間です。高知のはりまや橋まで車で約3時間強です。
加西東京間は、神戸空港まで車で約1時間、神戸空港でチェックインや搭乗手続きなど1時間、神戸東京間が1時間で合計約3時間です。
加西那覇、あるいは加西千歳ならば、神戸空港まで車で約1時間、神戸空港でチェックインや搭乗手続きなど1時間、神戸那覇間、あるいは神戸千歳間が約2時間で合計約4時間です。
どうでしょう、日本の中心に位置する加西市からだと、日本の北から南まで4時間で行くことが出来ちゃうのです。

思い込みや決めつけは、自分の視野を狭くするだけで「百害あって一利無し」です

兵庫県の内陸部=不便という思い込みや決めつけをしている限り、次の新しい発想には結びつきません。ちなみに私は加西市に住んでいて、10分とか20分で行ける大都市はないけれど、逆に日本各地で考えると便利な立地だなぁと思っています。

思い込みや決めつけって誰しもにある事です。だからこそ自分自身でそうならないようにしないと、凄く偏った判断しかできなくなってしまう可能性が高くなってしまいます。
世の中がどんどん進化進歩していっています。そんな時代の中では、今思っている事や、これまで普通だといわれていた事を、まず疑ってみるという事も大切なんだと思います。

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。

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