コロナや緊急事態宣言なんかに負けるか!!中止になった「いけばな神戸展(後期)」に展示する予定だった光風流の作品をご紹介します
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こんにちは、内藤正風です。
緊急事態宣言3th 8Dayとなりました。緊急事態宣言に突入してまだ半分もたっていませんが、期間を延長するみたいなニュースも出てきており、まだまだ「不」に溢れた生活が続いてゆきそうです。
今回の緊急事態宣言では、いけばな神戸展の後期が中止になりました
今回の緊急事態宣言は、これまでにない短期間で発出されました。
これまででしたら ”緊急事態宣言が出されそうだ” という状態になってから1週間とか10日くらいたってから発出という感じでした。
しかし今回は、4月21日に行なった「いけばな神戸展(前期)」の生け込みの日に ”どうやら緊急事態宣言が出されそうだ。。。” という状態だったのが、その翌日には ”26日に出されそうだ。。” となり、金曜日には ”25日に出されそうだ” ってことで、”え~~~っ!後期まるっぽ出来ないやん。” って、あれよあれよという間に中止になってしまったというのが実情です。
急な中止で、後期展の作品と出瓶者のヤル気が ”宙ぶらりん” になっちゃいました
こんなに急に中止になっちゃうと、上った梯子を外された状態といいますか、不完全燃焼というか、ヤル気が空回りといいますか、もう何とも言いようのない状態なんですよね。
えっ、あっ、うっ。。はぅん。。。。。。。みたいな。(笑)
そして、こんなに直前の中止ということになりますと、材料も器も用意済みですし、作品のお稽古も下生けも済んでいるっていう状態でもあり、作品自体も行く場所を失って宙ぶらりんになってしまいました。
折角の作品なので陽の目を見せたい!
今回のいけばな展に際して出瓶者の皆さんが心を込めて準備された作品ですから、このまま埋もれさせてしまうのは忍びないです。
しかしだからと言って、材料がもったいないので色々な人に差し上げるのも悲しいです。
そこで私は決めました!!
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後期に出瓶予定だった作品を、皆さんに見ていただくことが出来る様にしま~~す!!!
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動画と写真で、光風流「いけばな神戸展(後期)」特別展を開催します
とはいえ、光風流から後期に出瓶予定だった3作品のために大丸を貸切ることもできません。ええ、そんな財力は私にはありません。
ってかそもそも、この緊急事態宣言下ですから不特定多数が集まるイベントの開催自体が行えません。
しかし用意している材料は生のお花ですから、緊急事態宣言が明けてからなんて言っていては間に合わなくなります。
なので動画と写真を使って、光風流「いけばな神戸展(後期)」特別展として開催することにいたしました。
どうぞお楽しみください
準備にあたっては、いつもいけばな作品の撮影でお世話になっている「スタジオ栄光社」さんに急遽無理をお願いし、後期に出瓶予定だった皆さんに4月27日にスタジオにお集まりいただいて、作品の撮影を行いました。
また当日は、作品作りの過程や写真撮影の様子なども動画で撮影して、併せてご覧いただくことが出来る様にしましたので、お楽しみいただければと思います。
音が出ますので、ボリュームにはお気を付けください。
チャンネル登録や高評価などもしていただければ励みになりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
内藤正風PROFILE
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平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。