私たちの身の回りには、オンラインで講習会や教室を今すぐにでもスタートすることが出来る環境が整っています。あとは ”やるか” ”やらないか” だけです
目次
こんばんは、内藤正風です。
先ほど今日の教室が終わりました。
色んな感染防止策を講じながらでも、人と出会って話を出来るってやっぱりいいですね。
オンラインで話を出来るのも楽しいですが、リアルでお顔を合わせてお話しすることが出来るのはそれだけでウキウキします。
ただマスクをしていて会話がよく聞き取れないのは残念ですけど、仕方ないですね。
光風流の全ての支部の講習会がオンラインでスタートします
5月31日の日曜日から、光風流の全ての支部で講習会がオンラインで再開します。
緊急事態宣言は解除されましたし、都道府県からの自粛要請も解除されています。しかし”新コロ”は無くなってはいませんし治療法が確立されたわけではありませんので、各地の支部で開催している講習会や役員会についてまだ暫くはオンラインで行なっていく様にしています。
だって高齢者の方が沢山おられるのに、そんな中で早々に講習会をリアルで再開するのは極めて危険な事だと考えています。
まだまだ巷では”新コロ”の感染者に対する魔女狩りみたいな風潮や、差別は根強く残っているように私は感じていますので、万一感染が広がるようなことがあってはその場に居られた皆さんとご家族に多大な迷惑では済まないレベルの迷惑が及んでしまう恐れがあるのですから。
オンラインでの講習会や教室は今すぐにでもスタートすることが出来ます
オンラインでの講習会や教室っていうと、「進んでいるね~」とか「そんなんした事ないから分からへんわ~」とか色々なご意見を伺います。
確かに今までに経験したことない方にとっては未知のモノって感じが強いと思います。
私自身も3月まではそうでしたから。
そんな中でドコモの調べによると2019年現在の調査で、日本国内のスマートフォンおよび携帯電話の所有者において、スマートフォンの利用比率は男性82.9%・女性85.0%に上昇し8割台に突入しています。
若い人も高齢者も全員ひっくるめて8割強の人がスマホを使われているのです。
そしてこのスマホをお持ちの方は、オンラインで通信を行なうことが出来る環境がもれなく整っているんです。
そう、今すぐにでもオンラインで講習会や教室を開催する事が出来るってことなのです。
環境は整っている。あとはやるかやらないか
この様にデータから考えると、オンラインを行なうために必要な環境は整っています。
あとは ”やるか” ”やらないか” だけだと思います。
もちろんやるためには色々なハードルがあるのは事実です。
これまでにした事ない新しい事をしようとすると反対は絶対にあります。スマホの新しい機能なんて使ったことなければどうしたら良いのか分からない事ばかり出てきて当然です。分からないから「高齢者は無理!!」ってやってみる前から拒否反応を起こされる方もあります。
そういうハードルを1つづつ乗り越えていくって、かなりの期間と労力を必要としますが、何もしなければいつまで経っても前には進むことが出来ませんし、1つづつハードルを越えて行けば必ずできるようになるのです。
そう、”取り組む” か ”取り組まない” か、”やる” か ”やらない” かだけなんだと思います。
みんなで一緒に成長してきた2カ月間
私も光風流の先生方も、3月まではオンラインやリモートワークといわれるような事についてズブの素人でした。
ってかズブの素人という表現では甘いな。ズブズブの素人でした。(笑)
だってしたこともなかったし、人によっては「ZOOMってなにそれ?」「スマホでお稽古するって何のことか全くわからない」のレベルだったんですから。
しかし皆さん方の理解と協力のおかげで1つづつ1つづつ歩みを進めてくることが出来ました。
今日の教室では、支部講習を担当して下さる講師の先生有志による自主練なども行ない、カメラの位置やオンラインならではの意識するべきポイントなど、受講される皆さんにとって ”いかに分かりやすい講習会を開催するか” という事を何度も何度も確認したり意見交換されていました。
必要な動画も、手近なものフル活用して行なっています。
分からなくても行なっていれば、その全てがノウハウの蓄積になっていく
ノウハウって成功の積み重ねだと思っておられる方もあるでしょうが、私は失敗の積み重ねがノウハウになってゆくと思っています。
こんな風にしたらうまく行かなかった。では少しやり方を変えてみよう。とか、機能がよく分からなかったけれど分からないなりに何度か使っているうちに何となくわかってきた!とか、これすべて失敗の積み重ねからノウハウになって行っているんです。
分からないけれどとりあえずやってみる。これが一番の方法だと思うのです。
内藤正風PROFILE
-
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。