今日は「天皇誕生日」ですね。平成最後の天皇誕生日ですから、心を込めて、この Birthday song を歌いたいと思います

こんにちは。内藤正風です。
今日は朝からバスに乗って、お出掛けしています。バスと言っても観光バスなので、乗り換えとか関係なくルンルンの遠足気分です。

 

ところで今日は天皇誕生日ですね。そう、今上天皇の生まれられた日です。

「日の丸」と「君が代」は、日本の国旗であり国歌であると思います

いつも思うのですが祝祭日や入学式や卒業式というと、いつも話題に上がる「日の丸」「君が代」の論争が私には不思議でなりません。

だって「日の丸」と「君が代」は、誰がなんと言おうと、日本の国旗であり国歌であると私は考えるからです。

だってオリンピックの時に「日の丸」があがれば、日本の大半の人が喜びます。
それよりも大切なのは、その「日の丸」を見て世界中の人が「日本」と思います。
そして同じように「君が代」が流れれば、世界中の人が「日本」と思います。

世界中の人が「日の丸」を日本の国旗であり「君が代」を日本の国歌だと思っているのに、そうじゃないだなんてありえないじゃないですか。

「日の丸」「君が代」が国旗国歌ではないと言われる方が、その論拠として挙げられる第二次大戦の軍国主義の象徴って言うような事も私は詭弁だと思っています。
「日の丸」の成立には諸説ありますが、歴史として朱印船に日本をあらわす旗として使われていたわけですから、戦争とは全く関係ない話ですよね。

また「君が代」の歌詞は、古今和歌集の中の「我が君は 千代にやちよに さざれ石の 巌となりて 苔のむすまで」とあり、「我が君は」と「君が代は」の違いはあるにしろ、これが元になっているのは明らかですよね。
メロディーも明治に付けられたものですから、第二次大戦の軍国主義とは、全く関係のないものです。

なので私は「日の丸」に敬意を表し「君が代」を国歌として歌い、大切にしたいと思っています。

あっ!ちなみに言っておきますが、私は右翼でもないですし国粋主義者でもないですよ。
日本に誇りを持つ、ただの”いけばな”の師匠です(笑)

君が代ほど平和を望み、天皇誕生日に相応しい歌はない

ところで「君が代」ほど平和を望んだ国歌は、世界的に見ても少ないんじゃないかと思うんです。

なぜなら「国歌」って、大半のものが民衆を鼓舞するものが多いってご存知ですか?結構戦争の時に歌われていたものがそのまま国歌になっているんです。

例えばフランス国歌の一文を挙げると

行こう 祖国の子らよ
栄光の日が来た!
我らに向かって 暴君の
血まみれの旗が 掲げられた
血まみれの旗が 掲げられた
聞こえるか 戦場の
残忍な敵兵の咆哮を?
奴らは汝らの元に来て
汝らの子と妻の 喉を搔き切る!

いやいやムッチャやる気満々ですやんー!(笑)

ちなみにアメリカ国歌は、

戦争による破壊と混乱を
自慢げに断言した奴等は何処へ
家も国もこれ以上我々を見捨てはしない
彼等の邪悪な足跡は
彼等自らの血で贖(あがな)われたのだ
敗走の恐怖と死の闇の前では
どんな慰めも傭兵や奴隷達の救いたりえず
勝利の歓喜の中、星条旗は翻る
自由の地 勇者の故郷の上に!

戦争前提です。ええ、こちらもやる気満々です!(大笑)

 

なので私は、君が代が天皇陛下のお誕生日に一番ふさわしい歌だと思うのです。

来年は天皇誕生日がない???

来年は新しい天皇が即位されますよね。

そんな来年は祝日としての天皇誕生日がなくなっちゃいます。。。
今上天皇のお誕生日は12月23日なので、その頃には天皇を退位されています。
現在の皇太子のお誕生日は2月23日なので、その日は天皇ではありません。

なので両方祝日にして頂いても良いんだけどな~なんて思っているのは、私だけでしょうか(笑)

みんなで一緒に歌いましょう

それでは今上天皇に敬意を表し、お誕生日を寿ぎ歌いましょう!!

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。