明日の「建国記念の日」に相応しい Birthday song は、私はこれしか思いつきません

ごきげんよう、こんにちは、そしてこんばんは、内藤正風です。
今日は朝から、光風流本部いけばな教室で「YOROZU salon」を開催しています。出展者それぞれに準備を行い、皆様のお越しをお待ちしています。

明日は「建国記念の日」です

明日2月11日は「建国記念の日」、言うなれば日本のお誕生日です。
日本の建国は紀元前660年に神武天皇が即位された日であると日本書紀に書かれており、日本の一番最初の暦ではこの日が1月1日になるのですが、この日を明治時代に今の暦に当てはめると2月11日くらいになるので、この日を建国記念の日と制定されたのです。なので日本は今年2684歳(西暦2024年+紀元前660年)って事になり、これを皇紀2684年といいます。

ちなみに日本の建国2684年というのは世界一歴史の古い国になります。歴史ある国としてよく名前のあがるイギリスでも千年弱の歴史ですし、中国四千年の歴史とかって言いますが、これは中華の文明が四千年くらいの歴史があると言うことで、国の歴史ではありません。ってかそもそも中国って国はこの世に存在しておらず、一般的に言われている中国は中華人民共和国であり、台湾は中華民国になります。そして中華人民共和国は大東亜戦争後の1949年の建国で、中華民国は辛亥革命によって1912年に建国されているので、歴史の古い中華民国であっても百年強の歴史しかないと言うことなのです。

なので日本は世界の中では、圧倒的な国の歴史を積み重ねているという事になります。

「日の丸」と「君が代」は、日本の国旗であり国歌であると思います

いつも思うのですが祝祭日や入学式や卒業式というと、いつも話題に上がる「日の丸」「君が代」の論争が私には不思議でなりません。
だって「日の丸」と「君が代」は、誰がなんと言おうと、日本の国旗であり国歌であると私は考えるからです。

オリンピックの時に「日の丸」があがれば、日本の大半の人が喜びます。
それよりも大切なのは、その「日の丸」を見て世界中の人が「日本」と思います。
そして同じように「君が代」が流れれば、世界中の人が「日本」と思います。
世界中の人が「日の丸」を日本の国旗であり「君が代」を日本の国歌だと思っているのに、そうじゃないだなんてありえないじゃないですか。

「日の丸」「君が代」が国旗国歌ではないと言われる方が、その論拠として挙げられる大東亜戦争の軍国主義の象徴って言うような事も私は詭弁だと思っています。
だって「日の丸」の成立には諸説ありますが、歴史として朱印船に日本をあらわす旗として使われていたと言う事実があるのですから、戦争とは全く関係ない話ですよね。

また「君が代」の歌詞は、古今和歌集の中に「我が君は 千代にやちよに さざれ石の 巌となりて 苔のむすまで」とあり、「我が君は」と「君が代は」の違いはあるにしろ、これが元になっているのは明らかですよね。
そしてメロディーも明治に付けられたものですから、第二次大戦の軍国主義とは、全く関係のないものです。

なので私は「日の丸」に敬意を表し「君が代」を国歌として歌い、大切にしたいと思っています。
あっ!ちなみに言っておきますが、私は右翼でもないですし国粋主義者でもないですよ。
日本に誇りを持つ、ただの”いけばな”の先生です(笑)

それでは日本の建国記念の日をお祝いして、君が代と日の丸でお祝いしたいと思います。

 

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。