沖縄本島から座間味に行くのは日帰りも可能です。しかし私は一泊されることを強くお勧めします。なぜならそこには一泊しても見る価値のある「空(そら)」が待っているからです。

こんばんは。
今日は終日、本部いけばな教室で教室を開催していました。
忙しかったわけではないのですが、皆さん順次お稽古にお越しくださり充実の一日を過ごさせて頂きました。
そんな中で今やっとパソコンの前に座った、いけばなの光風流家元 内藤正風です。

本日のブログは座間味ネタです。
すみません。一昨日も座間味ネタでダイビング情報でした。
昨日は沖縄ネタで首里城情報でした。
いえ、けっして昨日や一昨日の座間味や沖縄のネタが好評だったので、図に乗っているんじゃありませんYO。
是非ともお知らせしたい座間味ネタが有るのです。

座間味島は沖縄本島から日帰りが出来る距離にあります

「座間味島」って聞くと、むっちゃ遠いイメージを持たれている人も多いと思います。
実際私自身、友達の”宮さん”こと宮里清司さんと仲良くなっていなければ、遠~~い所っていうイメージのままだったと思います。

宮さんのブログ

けれど実は「座間味島」って沖縄本島から、高速船で1時間、フェリーで2時間の距離にあります。
なので沖縄本島から十分に日帰りする事が出来る範囲なんです。

那覇の泊港から朝一番の高速船で座間味に行って、最終の高速船かフェリーで夕刻には那覇の泊港に戻って来る事が出来ます。
座間味で4~5時間くらい時間を取れますから、これだけ時間が有れば、釣りをすることも出来るでしょうし、海水浴をすることも出来ます。
ホエールウォッチングも出来るでしょうし、スキューバダイビングをすることも出来るでしょう。
もちろん島内観光もできるでしょう。

沖縄までゆかれて1日時間を作る事が出来るならば、是非とも座間味に足を伸ばされたら良いと思います。

座間味には沖縄本島では体験する事が出来ない魅力がある

ところでこの座間味には、沖縄本島では体験する事が出来ない魅力がイッパイあります。
その中でも私は特に「空(そら)」に、魅せられてきました。

「空の魅力」と一口に言いますが、内藤のお奨めはこの3つ。

●サンセット
●マジックタイム(マジックアワー)
●星空

もういくらでも見ている事が出来る「空」なんです。

サンセットの素晴らしさ

サンセットはその見る場所によって、綺麗さが大きく左右されますよね。
今回の座間味では宮さんに案内してもらって、最高のビューポイントに連れて行ってもらいました。

言葉はいらないですよね。
まずは写真でご覧ください。


Photograph By 宮さん

 

どうですか、この夕陽。
顔の前で180度ひろがる海が、サンセットで照らされるんです。

最高に贅沢な天文ショーを見る事が出来る

夕刻の明るいうちからビューポイントに行って、サンセットを待ちます。
こんな贅沢なショー、飲みながら楽しまないと勿体ないですよね!
1日座間味を楽しんで、ほのかに疲れた感がある身体に、西に傾いた日の光を浴びながら飲むオリオンビール。
マジ最高です!!!!!

 

実はこの段階から”天体ショー”は始まっているんです。
まだまだ明るい中で座間味島と海の景色を見ていると、気持ちが”スゥー”っと落ち着いてきます。
まさしく天体ショーのプロローグに相応しい時間と言えるでしょう。

そして、ビールが進むにあわせてサンセットに入ってゆきます。

 

 

私がiPhoneで撮った写真でもこんなに綺麗んですよ。
ってか実物は、こんな写真の何十倍も綺麗で素敵な時間です。

サンセットの後に、座間味の空(空)の魅力が花咲く

こんな感じになったら「綺麗ね~。じゃあ帰ろうかー」って言って、大半の人が帰っちゃいます。
私達がこの夕陽を見ていた時も、他に見に来ていた人たちはとっとと帰っちゃいました。

けれど実は、本当に空の綺麗なところでは、この後にこそ、その本領が発揮されるってご存知ですか。
太陽が沈んだ後の時間こそ、魅惑の天体ショーなのです。

魅惑のマジックタイム(マジックアワー)

太陽が沈んだ後から暗くなってしまうまでの限られた時間をマジックタイム(マジックアワー)といいます。
私はこの時間こそが最高の時間だと思っています。

 

この写真は、日が沈んですぐの写真です。
水平線のあたりにある雲が陽の光をさえぎって、斜めのラインになっているのが解りますでしょうか。
そして中ほどには三日月が出ています。

昔の歌に「夜と朝のあいだに」っていうピーターの歌がありますが、まさしく「昼と夜のあいだ」ですよね。

そして限りなく太陽が西に沈み少なくなってくると、こんな風になるんです。


Photograph By 宮さん

夕陽が見えているのに天上では満天の星が顔を出してくるんです。
こんなの絶対に関西じゃ見る事出来ないです。ってか日本の大半の場所では見れない景色です。

もうただただ、ポカーンって見とれているばかりの時間で、あっという間の時間でした。

で、これで終わりだと思うでしょ。
まだあるんですYO!!

ここまで見ていると結構な時間たっているので、お腹もすきますので晩御飯を食べに行きます。
観劇に行ったら幕間に食事時間があるのと同じです(笑)(笑)

天体ショー幕間の休憩&お食事タイム

この時は宮さんお薦めのお店「海畑食堂」に連れて行っていただきました。
(この写真は翌日にお昼ご飯を食べに行った時に撮影したものなので明るくてすみません。。。)

サンセットからマジックタイム(マジックアワー)を満喫して、晩御飯は沖縄料理を満喫するって、最高贅沢でしょ!!

お店の皆さんも楽しくて素敵な方ばかりで、さすが宮さんチョイスでした!


海畑食堂の皆さん、本当にありがとうございました!!!

プラネタリウムですかこの空は

で話を元に戻しまして、ここからがまたすごいんです。

ほら!!!


Photograph By 宮さん

手を伸ばせば届きそうな星空。
視界のどこかで流れ星が光る星空。
星が並ぶ天の川ではなく、霞がかかったようになって見える天の川。

こんな星空、プラネタリウムでしか見れないですよ。

座間味に行くなら一泊されると、この天体ショーがプライスレスでついてきます

こんなに素敵な時間を一泊するだけで見る事が出来るだなんて、最高だと思いませんか。

私は絶対に座間味では一泊します。
だって、こんな最高で贅沢なショーを見る事が出来るんですから。

海も素敵です。
ゆったりと流れる時間も素敵です。
車に鍵をかけることも無い素朴な人たちとの触れ合いも素敵です。
けれど、この天体ショーも絶対に外せない魅力です。

座間味には一泊する価値のある空があります。
絶対に鉄板です!!

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。