友達の「男気」に触れて感激したナワオキ

こんばんは。
今日は終日雨でした。こんな日は文句言っても急いでも仕方ないので、雨を逆に楽しみながら車で移動をしてきた、いけばなの光風流家元　内藤正風です。

雨越しの景色って、いつもと違って見ますよね。
特に車に乗っていると、ワイパーで拭き取られてすぐのフロントガラスにポツポツと落ちた雨越しの景色や、信号で止まった時にワイパーを止めて、雨が流れるフロントガラス越しの景色など、いつも見ている景色が全く違う見え方になってとても楽しいです。

神戸の教室の帰りに撮影したスナップ
なんか音楽が聞こえてくるような錯覚も。。。

先週の土日に訪れたナワオキ（沖縄）では、２日間ともピーカンのムッチャ良いお天気でした。
１日目も２日目もナワオキらしい真っ青な空、白い雲、そんな中で色んな体験をしてきました。
ジャジーこと城間恒浩さんや、ゆうさんこと佐藤裕介さんによると、私達が訪沖する前日まで天気が悪くて、私達が帰った後から天気が崩れたそうで、私達の日ごろの行いが良いか悪いかはわかりませんが、少なくとも私は雨や曇りのナワオキは毛ほども考えずに、ピーカンしか考えずに行っていました。

万難を排して会いに来てくれた友達

そんな中今回の訪沖では、天気が悪くなって帰れなくなるのを承知の上で、友達の宮さんこと宮里清司さんが会いに来てくれました。

宮さんこと宮里清司さん

宮さんは座間味で「海遊（うみあしび）」と言うスキューバダイビングのショップをされています。
水中写真家としても活躍されているし、ホエールウォッチングもクジラ遭遇率ほぼハズレ無しと言う、海の達人です。

宮さんのBlog　座間味島・せ～じのBlog。

そんな宮さんとは、名古屋で開催されたマックスブログ塾で初めてお出会いさせて頂き、その夜の約２０人での手羽先１００人前ディナーから始まり、会うたびに逸話を残すような濃い友情を育んできています（笑）

今回の訪沖では「宮さんに会えたら嬉しいなぁ！」とは思っていましたが、宮さんのいる座間味からはフェリーで２時間はかかりますし、台風の影響で来れるかどうかもわからないし、会えないだろうなぁ。。。って思っていたんです。

ところがそんなチンケな感覚なんて持ち合わしていないのが宮さんです。

台風１７号の接近が気になりますが、こちらはまだ風もなく、スカッと晴れてまっせ〜。
でも、この後一気に波が高くなり海だけ荒れてくるので、島への船便も午後から欠航っす。
さて！台風前最後のフェリーに乗り込んで、那覇へ行ってきます！みんなよりひと足遅い連休っす♪

はい！！覚悟が違います。（笑）

欠航になるのを判ったうえで、動いている最終のフェリーに乗りこんで那覇に来てくれたんです。
いやーーー、もう宮さんの本領発揮と言うか、宮さんの宮さんたる由縁と言うか、もう最高に素敵な男です。
もちろんこの時点で、当日や翌日には座間味に帰れないことも覚悟の上の行動です。

この覚悟、この行動力、男前すぎるでしょ。

だって２５日（日）に那覇に来なければ、座間味で仕事する事が出来ているんです。
海に出れなくても、事務をしたりできます。
ゆっくりと休んで英気を養うことも出来ます。
なのにそんな事全てかなぐり捨てて来てくれたのです。

本当に嬉しすぎます！！！！！

でちなみに、この宮さん今日２８日現在どうなっているかというと。。。。。

はい、フェリー全便欠航で、まだ座間味に帰る事が出来ていません。
今夜も那覇です。

こんな事までしてもらって男気を感じない人はいないですよね。
だって２５日に、それも３時間ほどだけ会うために、こんなに犠牲を払ってくださっているのです。
宮さんの男気と友情に感謝感謝です！！
こんな事、普通はあり得ません。

こんな言うなれば後先考えないような。。。。。
後先。。。。。
かんがえない？。。。

あっ。。。
そう言えば。。。先日。。。。。兵庫県の香住に宮さんが来た時に、こんなFacebookの投稿が。。。

漁サン履いて気付かずにそのまま兵庫まで来てたよね。。。。。

あっ。。。。。
（汗）
もうこれ以上は考えないでおこーーーーうっと！！

男気と友情の男、宮さん、有難う！！
感謝感謝です！！！

内藤正風PROFILE

内藤正風

平成５年（1993年）、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。