「いけばな展」それは ”いけばな作品” をキーワードに、人が集い楽しむ場所なのです

おはようございます。
いけばな展の会場控え室で、コーヒー飲みながらブログを書いている、いけばなの光風流家元内藤正風です。

 

いけばな神戸展も今日は前期の2日目となります。
(前期は6日(木)~8日(土)まで。後期は9日(日)~11日(火)までです。)
昨日(6日)は終日会場にて皆さんのお越しをお待ちしていたのですが、光風流の皆さんはじめ友達や仲間の皆さんがお越しくださり本当に楽しい1日になりました。

いけばな展のキーワードは「人」なのです

私は”いけばな展”っていうのは、「人」がキーワードになると思っています。
もちろん”いけばな展”ですからいけばなの作品がそこにあるのは言うまでもないことです。
しかしその作品は「人」が作っているのですよね。
そして、その作品を見に来てくださるのも「人」ですよね。

って事は、この「人」なくしては”いけばな展”は語る事が出来ないですし、そもそも成立しないものだと思うのです。

作品を出品してくださっている「人」

私にとって作品を作っている「人」とはすなわち、作品を出品してくださっている光風流の皆さんの事をさします。
自分のイメージを形にしていただく。
自分の日頃のお稽古の成果を十二分に発揮していただく。
生け込み当日の会場の熱気や活気を満喫し楽しんでいただく。
会期中に、いけばな展に一緒に作品を展示している仲間や、いけばな展を見に来てくださった友人と、お茶を飲んだり食事をしたりして楽しんでいただく。
出来る事はい~っぱいあると思うのです!!

前期に作品を出品してくださっている光風流の皆さんの生け込み風景です。
真剣ですし、笑顔ですし、カメラ目線ですし(笑)

いけばな展を見に来てくださる「人」

そして作品を見に来てくださる私にとっての「人」とは、光風流の皆さんや、友達や仲間の事に他なりません。
光風流の皆さんがいけばな展で作品を見て楽しんでくださる。
光風流の皆さんがいけばな展を機会にして、遠く離れ地域の光風流の仲間と出会い、話し、食事をしたりして下さること。
光風流の皆さんがいけばな展を機会にして、お友達やご夫婦や家族でお買い物をされたりお食事をされたりしてくださる事。
私の友達や仲間が、いけばな展にお越しくださり、そこで色々なお話をさせて頂いたり、新しいつながりが生まれたりすること。
例を挙げればキリがないです。

いけばな展にわざわざ来てくれた友達と一緒に過ごす時間は、珠玉と言えます。

今日もいけばな展の全てが「人」と共にあります

今日も「いけばな神戸展」の会場で朝の手直しを行いました。

いけばな作品は、生のお花を素材としていますので、傷んでいるところは交換してあげないといけないですし、お花の咲き具合も日々変わってゆきますので毎日の手直しが欠かせません。
もちろん水替えを毎日するのも作業の中の大きな一つです。

そしてオープンしたら今日も光風流の皆さんや友達が来てくださるので、ウキウキワクワクの楽しいひと時です。

「いけばな展」それは”いけばな作品”をキーワードに人が集い楽しむ場所なのです。
ってことで本日も、誰よりも私が楽しまさせて頂きま~~す(笑)

本日の内藤の ”いけばな展” 会場の在場予定

あっ、ちなみに今日は、私は朝のオープンから16時くらいまで会場に居ります。
16時以降は次の用事が有るので会場には居りませんので、どうぞ宜しくお願い致します。

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。