世の中の移り変わりが激しい現在、人間は思い込みが強いほど損をしてしまいます。そしてその思い込みを無くす事が出来るのは自分次第なのです

こんにちは、内藤正風です。

先週日帰りで東京に行ってきました。

 

日帰り東京って言っても驚く人は今やいないですよね。ってか逆に一泊で東京に行ってきますって言ったら「いいねぇ」「贅沢~」みたいにして、そっちの方が驚かれるかもしれません。
けれど20年~30年位前までは、東京出張っていうと一泊が普通だったんですよね。(笑)

交通機関の発達、交通網の整備、色んなものが進歩して世の中凄く便利になりましたよね。

意外と便利な兵庫県加西市

今、私の住んでいる兵庫県加西市は、色んなところに行くのに結構便利なんです。
こんな風に言うと「えーーーーっ!そんな田舎が???」って思われる方が多いでしょうが、実はその感覚って昔のまま止まってしまっている感覚なのです。

兵庫県加西市は兵庫県でいうと瀬戸内に面した沿岸部ではなく内陸部に位置しています。ええ、完全に”田舎”です。しかしこの田舎が結構便利なのです。
その理由は中国自動車道を中心とした高速道路網の充実と、高速バスの充実です。
お蔭で10分とか15分とかで行くことが出来る都市は無いのですが、1時間から2時間くらいの移動でかなり広範囲に行けちゃうのです。

神戸の三宮まで自家用車で1時間、高速バスで1時間10分。
大阪駅まで自家用車で1時間強、高速バスで1時間半。
京都駅まで自家用車で1時間半、高速バスで1時間40分。
滋賀の大津まで自家用車で1時間半。
香川県の金比羅さんまで自家用車で2時間半。
土佐の高知まで自家用車で3時間強。
米子まで自家用車で2時間半。

どうですか。かなりの広範囲の都市に行けちゃうでしょ。

ものの価値は「時代」や「主観」によって変わってゆく

日頃30分程度の移動しかしていない方からすると”1時間もかかる”って事になっちゃうのでしょうが、日頃1時間とか1時間半の移動をしている人から見ると”案外近いね!”って話しになると思うのです。

ちなみにこの1時間とか1時間半とかの移動って珍しくないと思うのです。
だって日頃会社まで行くのにどのくらい時間をかけられていますか?ドア to ドアで何分ですか?そしてあなたの周りにおられる皆さんの通勤時間どのくらいでしょうか。
通勤時間1時間とかって皆さん結構普通じゃないですか。

人は思い込みで損をする

人間って古い価値観に囚われてしまいがちになりますし、自分の思い込みに大きく左右されてしまうんですよね。
これってある意味で言うと仕方ない事だと思うのです。だって人間は自分の経験に基づいて色んな判断をし行動する動物なのですから。

たとえば新幹線に乗るという事で考えると、私のいる地域の皆さんは姫路駅から乗るとか新神戸駅から乗るっていう考え方が一般的だと思うのです。
しかし私は、東の方に行く新幹線の場合は京都駅から乗ります。そして西の方に行く場合には姫路駅から乗ります。

なぜそんな風にするかというと、たとえば姫路駅から新幹線に乗ろうとしたら、姫路駅まで小1時間掛けて移動してそこから新幹線に乗って東に移動します。ってことは新幹線代も姫路から京都までの分が必要になるってことです。時間とお金が両方とも必要になってきます。
しかし京都駅まで高速バスで移動すれば、姫路駅まで新幹線に乗った場合と比べると、時間は短縮できるし交通費も安く上がる、そのうえ新大阪から東京間なら新幹線の本数も多いって、メリットばかりなんです。

もっというならば、「距離が遠い=遠い」という価値観も過去のものだと思うのです。
電車ならJRの新快速で姫路から京都まで約1時間半です。けれど新幹線なら1時間半あれば姫路から名古屋まで行けます。
そして同じ1時間半を飛行機なら、関空から韓国に行けちゃいます。

そう、もう時代は「距離が遠い=遠い」ではないのです。

情報は常にアップデートできるようにしておく

このように私たちは、自分の経験や学びが古臭いものにならないように常に新しいものを入れるように意識しなければならないでしょうし、その事こそが自分自身をアップデートして人生の楽しみや可能性を広げる事が出来るようになる唯一の方法だと思うのです。
とくにここ数年の様に世の中の進歩や移り変わりが激しい時代ではとても大切な事だと思います。

”よくわからないから。。。” とか ”したことがないから。。。”などと言って避けてゆくのは簡単です。しかしその事で一番損をするのは自分自身なのです。

あなたは人生を豊かにしたいですか?人生を満喫したいですか?
もしちょっとでもそう思われるならば新しい1歩を踏み出したり、新しい扉を開けようとしてみたり試してみましょう。
最初からうまくいく人は誰もいないのです。失敗は成功への一里塚なのですから。

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。