今を楽しまないとモッタイナイ。時代によって価値観と行動を変化させていますか?

こんにちは。
いけばなの光風流家元 内藤正風です。

今日のブログは、バスで移動しながら書いています。

 

スマホのお陰で世の中一変しました

いつも言っていますが、ほんと便利な世の中になりましたよね。
スマホのお蔭で、バスの中でBlogを書く事が出来る、映画を見たり音楽を聞いたりできる、調べ物をして資料集めが出来る、オマケにコンセントもバスについているのでバッテリーの心配もしなくていい。

今やもう、海外旅行もパスポートとカードとスマホが有れば行ける!
必要なものは全部現地調達。

現地の空港について最初にする事は、その国の通信会社のプリペイドSIMを買ってスマホに入れる。
こうしておけばバカ高い通信料の心配なし。
これで観光とか食事もスマホでググったりナビれば問題なし。
必要なものはその都度買えばいい。
その買ったものが自分へのお土産(笑)

もう時代はそんな感じですよね。

時代によって移り変わる価値観と行動

ってか僕自身、今から約20年位前にハワイに行ったときに、そんな感じで行ったんでした。
私のスーツケースの角がその前の旅行で割れていたので、現地で全て買おうって思って、電気カミソリと到着した日の下着だけをセカンドバックに入れて他何も持たずに集合場所に行ったら、みんなに「お見送りですかー?」って笑われた記憶があります(笑)

もっとさかのぼって私達の親くらいの世代の人のときは、海外に行くっていったらスーツ着て行っていたんですよね。
1ドル360円の固定レートだし、その当時の新婚旅行なんて最寄の駅でバンザイ三唱で見送られて、ビシーっってスーツとかで正装して飛行機に乗ってハワイに行っていたんですよね。
そんな映像を見たり、そんな世代の人から話を聞いたりしました。
ホノルル空港についたら、そのままムームー屋さんに連れて行かれて、そこで買って着替えていたって(笑)
すごいですよね。

けれどその当時はそれがスタンダードだったんです。
今やハワイ行く時なんて、短パンにTシャツにビーサンですよ。
近所に買い物行く時となんにも変らない(笑)

良いか悪いかはわからないけれど、それが今の感覚です。

良い悪いではなく、常に移り変わるものと思う

時代の感覚って常に移り変わって行きます。
それはお金に対する感覚や、服やお化粧、食べ物などと言う日常生活に関することはもちろん、距離に対する感覚というような事や、美や芸術や文化に対する感覚というようなものまで全てです。

毎年服の流行は変わっていますよね。メイクも少しずつ変わって行っています。
食べ物も最近の流行はオーガニック。本当か嘘かわかんないけどオーガニックって書いてあれば売れるみたいな(笑)
距離感も、江戸時代には東京に行くって言うと水杯して出かけていたのに、今や日帰りです。
それどころか、沖縄や北海道も今や日帰り圏内に入っています。

今の時代を楽しまないとモッタイナイ

最近の世の中の移り変わりの速さは、驚異的ですらあると思います。
今までスタンダードだと思っていたものが一夜にして置いてきぼりになっちゃう時代です。

1人では何もできないのー。。。とか、新しいものはわからないーという理由で拒絶しちゃっている人は時代の波の中で沈んでいればいい。だって損をするのは自分自身なんですから。

時代の最先端を行く必要はないでしょうが、時代の変化の中にある便利な事は使わないと勿体無いですよね。

沖縄や北海道の往復飛行機チケットが2万円弱で手に入る時代。
インタネットで予約したり物を買ったほうが安く手に入る時代。
スマホを持っていれば、電話代の必要な通話なんてほとんどしないで済む時代。

江戸時代に生きているんじゃないのです。
昭和でもないのです。
せっかくの今という時代を楽しまないとモッタイナイですよね。

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。