人と比べるから自分を成長させる事が出来ないのです。今の自分を超えようとしているかどうかがその鍵なのです

こんばんは。
昨夜仲間がしてくれたお誕生日パーリーの余韻に身も心も浸りながら、文化の日を一日教室で過ごした、いけばなの光風流家元 内藤正風です。

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昨夜は、濃いくて濃いくて、楽しくて楽しくて、あっという間の時間でした。
親友たちが集まってくれたのではなく、親友たちに呼び出されて(なんでやねん!!)(笑)、本っっ当~に濃い時間を過ごしました。

自分達の事。
お互いの事。
人のふり見て我がふり直せな事。
人生とは。
仲間とは。
友達とは。

もう話しが尽きることなく、あっという間に朝でした。

内藤正風のこの年のテーマ

そんな中で、今年の自分のテーマが見えてきました。
それは、
「今の自分を超える、少なくとも常に超えようとする」
って事だなぁと思いました。

人間ってついつい誰かと比べたり誰かと競争しようとしてしまいます。
誰かに勝ったとか負けたとか。
しかしそんな事に何の未来性も無いと思うのです。

たとえば私がしているお花でいうと、
人よりも手早く生ける人がエライのではないし、時間が掛かる人が劣っているのではないです。
逆に時間をかけて生ける人がエライのではないですし、手早く生ける人が劣っているのではありません。

今の自分を超える事が出来ているか、あるいは今の自分を超えようとしている

もし勝ち負けと言う事があるのならば、それは人と比べてどうかと言う事ではなく、今の自分を超える事が出来ているか、あるいは今の自分を超えようとしているかどうかという事にこそ有るのだと思います。

人間は弱い生き物です。
ついつい自分を甘やかせてしまう。
出来なかった理由をつけて「しょうがないよね」ってオチをつけてします。

毎日毎日頑張り続ける事は大変だと思います。
しかし一週間に一日だけでも、日常の自分を超える意識をしてみる。
すると一年は52週あるのですから、52回は自分を超えるための取り組みが出来ますよね。
毎日は無理でもこれなら何とかなりそうな気がしませんか。

一生懸命にやるからこそ、なにか新しいものが見えてくるんじゃないかと思います。
一生懸命にやるからこそ、失敗してもその中から学ぶ事があるのだと思います。
一生懸命にやるからこそ、失敗を後で笑えるのだと思います。

友達といる時間も同じだと思います。
適当にそれなりに過ごした時間からは、得るものも少ないでしょう。
友達といる時間を目一杯楽しもうと思うから、友達を目一杯楽しませたいと思うから、一緒に居る時間の中で出来る色んなことを考えるんだと思います。
目一杯向き合っているからこそ、相手のちょっとした行動の変化や気持ちの変化を感じる事が出来るのでしょうし、気になるのだと思います。
大切に思っているからこそ、一緒に明るい未来に向かってゆきたいと思うのです。

私のこの一年は365日です。(みんな一年は365日ですね(笑))
ウサギとカメのカメさんではないですが、歩みは遅くとも一歩ずつ着実に歩を進め、その進歩が一歩に満たなくとも、たとえ一ミリでも今の自分を超えて前に進んで行ける一年にしたいなあと改めて思うと共に心に誓った一夜でした。

 

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。

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