相手がプロだからと言って丸投げするのは、単なる無責任でしかない

ごきげんよう、こんにちは、こんばんは、内藤正風です。

先日、光風流のホームページについての会議を開催しました。と言っても、私はイベント開催中だったのでその会議には出席していないのですけどね。
そんな中、会議終了後に報告を受けたのですが、私はある議題に関連する事柄についてすぐにストップしていただく指示を出しました。明らかにおかしな方向に進みかけていく決定をなされていたので、軌道修正が必要だと感じたからです。

相手のための行動と自己満足のための行動は全く違う

光風流ホームページの会議では、お世話になっているプロの方にもご同席頂き、専門的な立場からアドバイスをいただいています。
どの様にしたらご覧くださる方が増えるか、どの様にしたら見やすいホームページになるかなど、必要なデータを基にしてプロの観点からアドバイスをして下さり助かると共に勉強になっています。
そんな中、今回わたくしがストップを掛けさせて頂いたのは、「光風流の教室案内」のページについてです。

光風流の教室案内について、現在より良いものになる様に改正しているところなのですが、まずはどの様な内容を掲載するのが良いかを検討している段階になります。
そんな中で、全ての教室の案内のページにその先生の作品を4つ掲載しようという事になったそうなのですが、私はこれに大きな違和感を感じたので、とりあえずストップ掛けさせていただきました。
だってこれって、自己満足モードに入っているだけで、ご覧になられる方の欲しい情報を掲載しようとしていないと思うからです。

お店が伝えたい事とお客様が重要視している点は違う

私が言っている事ですが、分かり難いですよね。それっていけばな教室で考えるから分かり難いのであって、他の事例で考えたら分かりやすくなると思います。

皆さんはお食事に行かれる時に、食べログとか色々なサイトをご覧になられると思います。その時にそのサイトのどんな内容をご覧になられますか。
お料理の写真だけご覧になられますか。たぶん多くの方が、お店の外観や店内の様子の写真などもご覧になられると思います。
お店が書かれている店の紹介って判断基準になっていますか。たぶんそんなものよりも口コミとかの書き込みの方をご覧になられるのではないでしょうか。なんなら、お料理の写真よりも口コミの方が判断基準になっていたりしませんか。

そうなんです。お店が見てもらいたい点や伝えたい事と、お客様が興味を持ったり重要視している点は違うという事なのです。

プロが全てにおいて正しいとは限らない

ホームページのプロは、ホームページ作りやご覧くださる方を増やすためのノウハウは沢山お持ちです。がしかし、いけばなを学びに来られている方が、何をキッカケにしてお稽古されるようになったのかとか、何がその先生の教室に行くようになる決め手だったのかというような事については、畑違いなので全くお分かりになられていないのが実情です。
あっ間違えないでくださいね。これが駄目だと言っているのではないです。畑が違い過ぎて分からなくて当然だと言っているのです。

ハッキリ言って、いけばな作品を見て「この作品を生けられた先生に学びたい」と思ってお稽古に来られた方は、ほぼ居られないと思います。私はそんな経験皆無ですし、少なくとも私の周りでそのような方を目にしたり耳にしたことは無いです。
という事は、教室案内のページにいけばな作品を掲載するという事は、見た目は綺麗になるでしょうが意味のない事だと言わざるを得ないと思うのです。

プロ知識や技術 × プロの経験

ホームページのプロの知識や技術は、私達が足元にも及ぶことが出来ないものがあります。そしていけばなの先生は長年の経験から持っているノウハウがあります。
この両者を掛け算してこそ、大きな成果を出す事が出来るものになると思うのです。まさに鬼に金棒っていう状態になる事が出来るのです。

プロに全部任せておいたら良いなんて言うのは、単なる無責任としか言いようが有りません。自分の持つノウハウを基にして、足りない要素をその道のプロに助けて頂く事こそが、正しい掛け算に他ならないのです。

という事で、この件については、早急に手を打ち正しく軌道修正を行ないたいと思います。

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。