今日から12月も後半に入りましたが、"もう"半月しかないと思うか"まだ"半月あると思うかで、今後の行動が変わってきます
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ごきげんよう、こんにちは、こんばんは、内藤正風です。
今日から12月も後半に入りました。
いけばなの世界って、クリスマスの前にクリスマスのお花を生けて、お正月の前にお正月の花を生けます。(まあ当然っちゃ当然なんですが(笑))
加えて、クリスマスのお花やお正月のお花の材料の発注は11月の間に終わってしまっているので、私の感覚的にはクリスマスやお正月真っ只中って感じです。
季節感や歳時の特別感がなくなっているのに、年末だけは相変わらず気忙しい気持ちになります
今日は12月16日、ついに12月も後半に突入しました。残り約2週間で今年も終わりです。
さて12月は「師走」と呼ばれるくらいですから、何かとバタバタしがちですし何もなくても何となく気忙しいような気持になってきます。
昨今、季節感や歳時という特別感がどんどん無くなってきているのに、年末だけはこんな気持ちになるって不思議だなぁと毎年思っています。
そんな中みなさんは、「もう半月しかない」と思われていますか。それとも「まだ半月ある」と思われていますでしょうか。
「も」と思うか「しか」と思うかで、価値や行動が変わってくる
半月でわかりにくければ、15日と考えてみてください。
まだ15日"も"あるのです。
毎日朝ご飯食べている人ならば、あと15回"も"あるのです。毎日お風呂に入っているならば、今日も入れれば16回"も"あるのです。
15日という事は360時間"も"あるのです。21,600分"も"あるのです。
けれどここでいう「も」は、こんなにも有るのだから適当にすればいいという事ではないですよ。こんなにも有る日々や時間を大切にし、楽しんで満喫しなければ勿体ないと思うのです。
なのでその意味でいうならば、毎日朝ご飯食べている人ならば、あと15回"しか"年内に食べる事が出来る朝ご飯は無いのです。毎日お風呂に入っているならば、年内に入るお風呂は、16回"しか"ないのです。
私たちは12月に入ると、忙しくなって仕事や雑務に流されがちになります。あるいは忙しくなくても、何となく気忙しいような気になってしまいます。
そんな中で、忙しい様な気分になって日々を流されながら過すのも半月です。毎日何か楽しみを見つけたり、目標や目的を持って過ごすのも半月です。
1か月が31日で、744時間、44,640分。これは生きている限り、全ての人に平等であり、有意義なものにするかしないかは、それぞれの人次第なのです。
折角の人生なのですから、手羽先の骨についた身を残さずに歯でカジカジするように、日々を徹底的にしゃぶりつくしてみませんか
人生は誰のものでもありません。自分自身のものです。手羽先の骨に付いた身を残さず食べるように、自分の人生を自分自身でしゃぶりつくさないと勿体ないと思うのです。
これからの年内、きっとまだまだ楽しい事が隠れているし、可能性も満ち溢れています。いつもと同じ日常だと思っている事も、しっかりと見つめれば新しい気づきや発見もあるでしょう。
「あぁ~もう半月だぁ~」って思っているあなた。この半月の過ごし方で、来年年頭が大きく変わってきます。
残り半月の日々を、さあ、しゃぶりつくしてみましょう!
内藤正風PROFILE

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平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。





