12月になり、「もう」1か月しかないと思うか「まだ」1か月あると思うかで行動が変わります
ごきげんよう、こんにちは、こんばんは、内藤正風です。
今日は12月2日、今年も残り30日を切りました。
いけばなの世界って、クリスマスの前にクリスマスのお花を生けて、お正月の前にお正月の花を生けます。なのでクリスマスのお花やお正月のお花の材料の発注は今週中に全て行いますので、今やってる仕事はクリスマス真っ只中とお正月真っ只中って感じです。（笑）
ちなみにこの仕事していると、クリスマスとお正月のお花のお稽古が終わってから ”やっと年末” って気持ちになるのですが、この「やっと」って面白いですよね。
気の持ちようで、同じことを見ていても全然感じ方が違ってくるんですから。
「もう」1か月と思うか「まだ」1か月と思うかで、行動が変わる
1か月でわかりにくければ、30日と考えてみてください。まだ30日もあるのです。（今日からだと正確にはあと29日ですが。）
毎日朝ご飯食べている人ならば、朝ご飯はあと30回「も」あるのです。毎日お風呂に入っているならば、30回「も」あるのです。
けれどここでいう「も」は、３０回も３１回もあるので、適当にすればいいという事ではありません。毎回を、毎日を、楽しんで満喫できる回数がまだこんなにあるって事なのです。
私たちは12月に入ると、忙しくなって仕事や雑務に流されがちになります。忙しくなくても気忙しいような気がしてきます。そんな中で、忙しい様な気分に流されながら過すのも1か月です。
しかし、毎日何か楽しみを見つけたり、目標や目的を持って過ごすのも1か月です。１か月、30日、720時間、43200分。生きている限り、全ての人に平等にある時間です。
どんな過ごし方をしようと、今年を締めくくる1か月なのは間違いいありません。
骨についた身を残さずに歯でカジカジするように、12月を徹底的にしゃぶりつくしましょう
皆さん手羽先を食べられるときって、骨についた身を残さないように食べようとなさいますよね。これ、今から年内残りの毎日も同じだと思うのです。毎日毎日を余すことなく、骨についた身を残さない様に食べるのと同じく楽しみつくしたら、それだけでも来年に向けての弾みになると思うのです。
毎日時間を無駄にしないように過ごし、楽しもうとしながら毎日を過ごす。それだけですごく有意義な12月にすることが出来ると思うのです。もしかしたら、しゃぶりつくした後の骨でまだダシが取れるくらいの状態になるかもしれませんよ。
「あぁ～もう１２月だぁ～」って思っているあなた。この年末の過ごし方で、来年年頭が大きく変わってきます。一緒にこれからの年末、楽しみ尽くしましょう！！！
内藤正風PROFILE
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平成５年（1993年）、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。
