人との「ご縁」こそが、人生をより豊かで楽しいものにしてくれる
ごきげんよう、こんにちは、こんばんは、そして你好、内藤正風です。
今日は一昨日、そして昨日に引き続いて、いけばな集中講座を開催しています。いや~生徒たちの熱気や真剣さは、逆に私自身が元気をもらっているというか、やる気をグイグイ引き出してもらっています。
どこで話が繋がり、広がってゆくか分からない
この度の訪中はコロナ前に訪れて以来なので、最初に計画をスタートしたときには、「のんびりと現地の友達と一緒に過ごしながら色々な話をしていたら、何か良い話に結び付くかな?」くらいのつもりだったのですが、気が付いたら毎日いけばな集中講座を開催することになっていました。(笑)
と言いますのも、以前から仲良くしてもらっている王さんが私の海南省への訪問の話を聞きつけて、それだったら以前に行なっていたように、自分が勤めている学校で光風流いけばな集中講座を開催して欲しいとの依頼をくださったので、王さんからの話なので「やりましょう」とお返事させて頂いたからです。
おかげで行きと帰りの日以外は、毎日いけばな集中講座を開催するという充実(忙殺)スケジュールになりました。(苦笑)
いやぁ、ほんとどこでどんな風に話が広がったり繋がったりするか、わからないですよね。
友情が未来を生みだしてゆく
こういう事があると、「やっぱり色んな物事は、人と人とのつながりから生まれてゆくんだよなぁ」とつくづく思います。だって今回のこの話は、中国の王さんが声をかけてくださらなければ実現しなかったのですから。
王さんとは以前から仲良くさせて頂き、家族ぐるみでの付き合いをさせて頂いています。がしかし、王さんとは中国と日本に離れていますから、出会うこともままなりません。ハッキリ言って私が訪中した時に出会う程度になります。
とはいえWechat(中国のSNS)がありますから、たま~には連絡を取り合うことが出来ても、いつもいつもというわけではありません。
けれどこんな風にして、忘れないどころか声を掛けてもらえるだなんて、本当に嬉しい事ですし、この友情には、本当に感謝しかありません。
人との繋がりこそが人生を豊かにしてくれます
「縁は異なもの味なもの」とか「袖振り合うも多生の縁」というような「縁」に関することわざは日本に沢山ありますが、本当に「縁」というか「友情」の大切さやその価値を私は感じます。
「縁」とはすなわち「人との繋がり」であり「友情」であり「物事のきっかけ」です。今回の王さんからのお声がけのお陰で、私自身まだ帰国もしていないのに「また海南省に来たいなぁ」と思っていますし、なんなら、「来たいと思っているんだからまた来るぞ!!」という強い思いになっています。
そんな事を考えていると、私は友情(ご縁)で生かされているし、友情(ご縁)のおかげで人生を豊かにさせてもらっていると痛感するのです。確かにお金や名誉や地位も大切でしょう。しかしそれ以上に「友情(ご縁)」の大切さとその力の大きさを私は感じています。
光風流の先生方、海南省に一緒に行きましょう
普通は海外旅行というと、ツアーとかで旅行社のガイドさんに案内してもらいながら観光するのが一般的です。しかし現地の友人にお世話になったり案内してもらったりする海外は、地元の生活に触れ文化を肌で感じることが出来る機会になります。
そしてこういう経験を一度すると、その楽しさや魅力を光風流の皆さんにも是非とも紹介したいと思いますし、そのための機会をぜひとも設けたいと思うのです。
光風流の皆さん、次回は私と一緒に訪中して、一般的な旅行では決してすることのない体験をしてみませんか。またご案内させていただきますね。
内藤正風PROFILE

-
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。