なにげない会話から思った、信頼や友情は相手の好意が有るからこそ成り立つと言う事
こんばんは。
いけばなの光風流家元 内藤正風です。
今日は終日、本部いけばな教室でお稽古でした。
途中でちょっと手の空いた時間に松の新芽摘みをしたりもしましたが、皆さんお越しくださり、楽しく充実したお稽古日になりました。
今日はショックな出来事が有りました。
友人たちとある人に、相談と言うか仕事に関するコンサルと言っていいぐらいの会話をしていたんです。
みんな仕事をしながらその時間の合間をぬって、ほんと真剣に。
それぞれが自分の経験で持てる限りのノウハウも出しながら。
ところがその人は「酔っ払ってきたので」って言い始めたんです。
いやいや。そんなんありえないでしょう(笑)
相談にのってやっているなんて事はサラサラ思っていません。
しかし真剣に話をしている場で、適当に軽~くあしらいながら話されていたのだと思うと、ショックでした。
人と真剣に向き合う事の大切さ
この事柄についてブログでどうこう言うつもりはありません。
そんな事珍しい事でも何でもないでしょうから。
ただ私は今回の事で、人と真摯に向き合う事の大切さや、人と話をしている時に真剣に話をするという事の大切さを改めて気付かされました。
人は信頼関係を構築するのは、日頃の行動や所作、会話というものが大きな割合を占めていると思います。
自分はちゃんとしていると思っていても、相手が「なんてちゃらんぽらんな奴だ」と感じたら、そういう事なんですよね。
相手が「馬鹿にされている」と感じたら、そういう事なんですよね。
相手がどう感じているか
自分の物差しで、私は間違っていないって思っても、相手にどういう印象を与えているかと言うことは全く別もんなんです。
それは正しいとか間違っているという事ではなく、ただそう言う現実がそこにあるっていう事なんです。
私は人の顔色をうかがって生きていくことはできません。
しかし私の周りにいる人たちに向かって、嘘をつかず、真摯に接し、話す事をする事は出来ます。
信頼や友情は相手の好意が有るからこそ成り立つ
信頼は1日にしてできないが、信頼を失うのは一瞬であるという言葉があります。
信頼や友情は相手の好意が有るからこそ成り立つものであって、その好意を軽んじたり裏切ったりすると一瞬で崩れてしまいます。
自分自身を振りかえり、これからも精進しなければと思った1日でした。
内藤正風PROFILE
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平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。
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