いけばなの作品っていうのは、「LIVE」「生」で見ていただかないとその本当の良さは感じていただく事は出来ないです

今日から「兵庫県いけばな展」が始まりました。

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今日から10月3日(土)までが前期、10月4日(日)から6日(火)までが後期となります。
前期には、副家元の内藤貴風と藤本和甫。
後期には、私、内藤正風と後藤敦甫、若杉芳甫、西村千代甫が作品を展示します。

前期の作品は。。。

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一部分だけ、こ~んな感じの作品です。
(笑)

全体の分かる写真を載せろよ~!!って思われている方も多いと思いますが、載せません。
(^^)
意地悪しているんじゃないですよ。ちゃんと理由があります。

いけばなの作品っていうのは、「LIVE」「生」で見ていただかないとその本当の良さは感じていただく事は出来ないです。

使っている材料のその素材感。
作品の大きさから伝わる迫力。
立体物としての奥行き感や広がり。

こういうものっていうのは、その目で見て頂かないと写真では絶対に伝わりません。
写真は記録としての役割はあるでしょうが、人間の目は立体感や素材感を含めてもっともっと細かな情報を受け止め、色々な事を感じているのです。

なので私は、いけばなの作品は「LIVE」「生」で見ていただかないとその本当の良さは感じていただく事は出来ないと思っており、いけばな展の開催中は、作品の写真は掲載しないようにしているのです。
(いけばな展が終わったら写真掲載しますよ(^^))

私たちが心を込めて生けた作品ですので、あなたの目で見て、鼻で匂って、身体で感じて頂きたいのです。
是非会場に足を運んでご覧いただければ嬉しいです。

生の迫力や魅力を会場でご堪能ください!

内藤正風PROFILE

内藤 正風
内藤 正風
平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。

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