自分の人生を楽しく満足できるものにする事ができる、たった一つの方法
ごきげんよう、こんにちは、こんばんは、内藤正風です。
昨夜はお通夜に行ってきました。先代家元の代から光風流を支えてきてくださった、最長老のお通夜です。最長老と言うくらいですからご高齢なのは当然で、なんとなんと満100歳でのご他界ですので、大往生です。
私などがあやかりたいと思っても、三桁の年齢だなんて絶対に真似できるものではありません。
光風流に脈々と流れている系譜
この亡くなられた先生は、派手で目を引くような事をしたり、殊更に自分のしたことを吹聴したりするのではなく、日々愚直にいけばなに取り組まれていた先生で、先に他界されたご主人がいつもお車に先生を乗せて教室にお越しになられて、先生がお稽古されている間はご主人は先代家元とお茶を飲みながらお話をなさっておられたり、いけばな展のときにはご主人がこの先生の作品を運ぶのを手伝っておられたのが、今も心に残っています。
そして今では、この先生のお弟子さんが役員や指導者としてバリバリ活躍をして下さっています。
先代の家元を支え、私を支え、二代にわたりお世話になりました。とにかく感謝の言葉しかありません。
お通夜では、先代、私と二代にわたりお世話になったことを心よりお礼申し上げ、ご冥福をお祈りして来ました。
しなかった後悔よりも、したいことをして失敗した後悔の方が、あきらめがつく
ところで私はお葬式があるたびにいつも考える事があります。それは何かと言うと、「私は人生の最後の瞬間に、満足して楽しかったと思えるのだろうか。。。」と言う事です。
人生って自分のものですよね。人の評価を気にして自分の意にそぐわない事ばかりをしていたり、人の顔色を見て小さくちじこまっていたり、自分のしたい事もせずに我慢ばかりしていたり。。。。。絶対に私は嫌です!!!
しなかった後悔よりは、したい事をして失敗した後悔の方が納得が出来ます。人の顔色をうかがって我慢していて、誰が幸せになれるのでしょうか?
人の評価を気にして、その事を誰かが評価してくれるのでしょうか。そんなこと絶対にありません!!
「人に迷惑を掛けないようにしている」って言われる方があります。人間なんて多かれ少なかれ周りに迷惑を掛けたり、周りのお世話にならないと生きてゆけるものではありません。乱暴に言うならば、生きているという事はそういう事なんじゃないかと思います。
だからこそ、人にやさしくしたり、人のお役にたちたいと思ったりする事が出来るのではないかと思います。
あなたは明日、自分の人生が突然終わるとしたら、満足してその瞬間を迎える事が出来ますか?
私は、まだ満足して笑いながら死ねないです。まだまだ納得できていないことや満足できていないことがいっぱいあります。ってか、それ以上にやりたいことがいっぱいいっぱいあります。
そう考えると、もっともっと1分1秒を大切に、一期一会を大切に、自分の人生を大切に生きないといけないなあと感じます。楽しい事もしんどい事も、好きな事も嫌な事も、もっともっと楽しんで、もっともっと前向きに、人生を満喫してゆきたいと思います。
皆さんも人生楽しみましょう。
楽しむとは「楽」をする事とは違います。思い通りにならない事があるからこそ、少しでも希望が達成されたら嬉しいのです。しんどい事があるからこそ成果を出せた時には楽しいんです。
さあ今日の一日も大いに満喫しましょう。明日も朝起きたら、一日を大いに満喫しましょう。私も楽しみます!
あなたは明日、突然自分の人生が終わるとしたら、満足して最後の瞬間を迎える事が出来ますか?
内藤正風PROFILE
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平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。
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