六文銭って三途の川の渡し賃と言われますが、値上げされていないんですかね?消費税はいらないのでしょうか
こんにちは。内藤正風です。
先日(3/13)の私のブログで、「お彼岸になぜお墓参りをするのか、その理由は ”太陽の動き” にあるのです」という、お彼岸ネタを書かせていただきましたが、お盆やお彼岸の話にはあの世とこの世のことが必ず出てきますが、あの世とこの世の境にある「三途の川の渡し賃」に関連して、この時期になると1人で考えながら1人で笑ってしまっている小ネタについて今日はブログを書きたいと思います。
「三途の川の渡し賃」とは
「三途の川の渡し賃」と聞いて何を連想されますか。私は「六文銭」がまず一番最初に思い浮かびます。
ちなみにこの「六文銭」は、真田幸村とか真田家の旗印や家紋としてとても有名ですので、三途の川の渡し賃としてではなく、そちらを連想される方も多いのではないかと思います。
真田家の旗印や家紋の「六文銭」
ちなみに真田家が旗印や家紋を「六文銭」にしたのは、死をも恐れずいつでも死ぬ覚悟はできている証として、三途の川の渡し賃として必要な一文銭を六枚にしたというのは、あまりにも有名な話ですね。
三途の川の渡し賃
さて話を三途の川に戻したいと思いますが、日本では、あの世とこの世の間には「三途の川」が有ると考えられています。
ちなみに"この世"側の岸を「此岸(しがん)」といい、"あの世"側の岸を「彼岸(ひがん)」って言い、此岸と彼岸の距離が1番近くなるのが「お彼岸」なんです。
そしてこの川の手前(この世側の川岸)には"奪衣婆(だつえばあ)"というお婆さんがいて、三途の川の渡し賃を持っていない人が来たら服など身ぐるみ剥いでしまうと言われています。
ええ、六文銭を持っていたら三途の川の渡し舟に、そのまま乗せてもらえるそうなんです。やっぱり世の中金次第なんですかね。(苦笑)
今も六文銭?
ところで、この三途の川の渡し賃が六文って、江戸時代以前から言われている金額なんです。なので今や六文なんて通貨単位すらないのに、未だに三途の川の渡し賃は六文と言われているのです。
そしてそんな風に聞くと思いませんか。世の中全ての物が値上げされているご時世なのに、三途の川の渡し賃って値上げされていないのかなぁ?とか、消費税はいらないのかな?とか、今や棺桶には紙にプリントされた六文銭が入れられているけれど、三途の川ではそれでも通用するのかな。って。
すみません、いい年してこんなこと考えていて。
三途の川で渡し賃足りなくて帰ってきた人っているのかなぁ
三途の川の渡し賃が足りないからって帰ってきた人って聞いた事ないですよね。
三途の川の手前で、亡くなったお爺ちゃんに「まだ来るのは早い」って言われたら目覚めたとか、三途の川で並んでたら家族から呼ばれて戻ったというような話は聞いたことありますけど、三途の川の渡し賃が足りなくて、身ぐるみ剥がされるのは嫌だから帰ってきたって人。(笑)
そんなことを色々と妄想というか考えていたら、一人でついついにやけてしまうんです。
内藤正風PROFILE
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平成5年(1993年)、光風流二世家元を継承。
お花を生けるという事は、幸せを生み出すという事。あなたの生活に幸せな物語を生み出すお手伝いをする、これが「いけばな」です。
光風流の伝承を大切にしながら日々移り変わる環境や価値観に合わせ、生活の中のチョットした空間に手軽に飾る事が出来る「小品花」や、「いけばな」を誰でもが気軽に楽しむ事が出来る機会として、最近ではFacebookにおいて「トイレのお花仲間」というアルバムを立ち上げ、情報発信をしています。ここには未経験の皆さんを中心に多くの方が参加され、それぞれ思い思いに一輪一枝を挿し気軽にお花を楽しまれて大きな盛り上がりをみせており、多くの方から注目を浴びています。
いけばな指導や展覧会の開催だけにとどまらず、結婚式やパーティー会場のお花、コンサートなどの舞台装飾、他分野とのコラボレーション、外国の方へのいけばなの普及、講演など、多方面にわたり活動し多くの人に喜ばれています。
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